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AERA DIGITALで、新NISA2025「3カ月で買われた東証ETFベスト30」ダントツ1位はあのハイリスクETFという記事が公開されていました。
ベスト30までわざわざここで公開するつもりはありませんが、ベスト10はこうなっていました。
一位はiFreeETF FANG+で、これは『Facebook、Amazon、Netflix、Googleをはじめとするビッグテック10社』に集中投資する商品で、3位にも近しい商品(グローバルX US テック・トップ20)が入っています。
また、二位には最近注目の金(ゴールド)のETFがランクインしています。
「ちょっと待った!」
(もう書く必要はないと思ってたけど改めて…)NISAという制度は、長期間投資を続ければ続けるほどに、節税効果が大きくなる可能性が高い制度です。
であるのにも関わらず、
- 『FANG』なんて単語が誕生してからはたった10年ほどしかたっていない、将来に賭けていいかどうか微妙なモノ
- 金(ゴールド)に注目が集まりだしたのはほんと最近で、過去のリターンは株式に比べるとイマイチなモノ
といった、『短期的には注目されている商品』への人気が集まっているとは、残念すぎます。
とはいえ、同じAERAさんの出していた「新NISA2025「3カ月で買われた投資信託ベスト30」全世界株式が下落【通常非公開データ】」のベスト10は以下の通りで、ETFと違ってインデックス投資家からすると見慣れた商品が並んでいます。
「安心した」
ランクインしているすべての商品が長期投資に向いているとは思いませんが、ETFに比べてはかなり長期投資向きな商品が並んでいます。
ETFであろうと投資信託であろうと、無難なインデックスファンドもあれば、難解でハイリスクなファンドもあります。
であるのにも関わらず、ETFは上記のような状況となっています。
過去にインデックスファンドの生みの親であるジョン・ボーグル氏は
「ETFは投機を促すだけだ」
とETFに対して批判的でしたが、まさにその通りになっていますね。(指数連動投信の生みの親ボーグル氏の悪夢、投機誘う1日限りのETF)
投資信託を簡単に売買できるようにしたのがETF。
簡単に売買できると、それをしてしまうのが投資家。
インデックス投資家には自由を与えるのではなく、売買することすらも不便な環境下においておくべきである。
そう考えると、昨今の証券口座のっとりトラブルによって多くの投資家に発生した、
- 複数要素認証の強制による、証券口座へのログイン頻度の激減
は、素晴らしい結果となるかもしれませんねw
本記事の内容が、本ブログの賢明なる読者達に届けば幸いです。
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