私はインデックス投資家ではありますが、
「アクティブ投資にチャンレジしてもOK!」
と考えている派閥の人間です。
もちろん、積極的に勧めるわけではありませんが、
「どうせ勝てないのだから、おやめなさい」
と言うことはありません。
確かに、アクティブ投資のハードルは高く、『プロでさえインデックス(市場平均)を超え続けることが難しい』ということは至るところで実証されています。
しかし、アクティブな投資でインデックスを超えている個人投資家がいることも事実です。
わざわざ名前をあげるまでもなく確実にいます。
希少な才能かもしれませんが、だからといって
「多分ムリだからやめておけ」
と無責任にアドバイスすることはしません。
投資の世界では、ざっくりと
- インデックス投資とは、どの銘柄で成功できるか分からないから、薄く広く分散投資する行為
- アクティブ投資とは、少数精鋭に賭ける(やタイミングを計って賭ける)ことで、大失敗するリスクもあるけど大成功する可能性もある
に分かれます。
多くの人にとって高いハードルが存在しているそのアクティブ投資ですが、なかには無類のアクティブ投資の才能を持っている人も存在しています。
よって、投資のことを全然理解していないような初心者が
「アクティブ投資で頑張ります!」
と言っていたら、まず応援することにしています。
ただし『見切り』は重要で、それがなければ
- 20代からアクティブ投資にチャンレジし続け、60歳を超えてもインデックスを超えることができなかった
となってしまうかもしれません。
リターン以外のパフォーマンス(『安定』や『娯楽』)を求めているのであればアクティブ投資にチャンレジし続けても問題ありませんが、リターンを追い求めた末の結果であれば悲惨です。
よって、
- アクティブ投資にチャレンジしたいのであれば、できるだけ早く全力でチャレンジして自分の実力を試す。
- ダメだったら諦めて無難な投資を選択する。
ことが重要であると考えています。
これ、投資に限らない話だと思うのです。
例えば、知人の学生が、
「プロを目指して本気で野球しようと思うんだよね」
「だから勉強はしない」
と言っていたとしたら、
直感的には「無理だから辞めておいたほうが…」と思うものの、それを口には出さずに「頑張れよ!」と応援するでしょう。
これ、知人が平凡な人間であったら「止める」のも正解なのかもしれませんが、その知人が大谷翔平だったとしたら「止める」は歴史的な大失敗となります。
「メジャーリーガーを目指す!」
と言っていた中学生時代の大谷翔平に、
「頑張ったところで野球で成功できる可能性は低いのだから、野球と同じくらいの時間を勉強にあてなさい。ほかにも、サッカーやレスリング、将棋、ポーカーにも分散投資しなさい。あと友人との時間もたっぷり確保しろよ!」
なんてアドバイスしていた(大谷翔平がそのアドバイスに従っていた)なんて想像すると恐ろしくてたまりません。
確かに、一点突破を狙うのではなく、バランスよく様々なスキルを身に着けておいた方が、そこそこの成功を手に入れられる可能性は高いでしょう。
が、バランスなんかを完全に無視して、1点突破を狙うことで初めて手に入る成功もあります。
残念ながら現実では、なんらかの才能を持っていながらも、周りの人間から「やめとけ」と言われて断念した人は多いでしょう。
なかには、大谷翔平や藤井聡太を超えるような才能を持った人がいたかもしれませんし、OpenAIを超えるようなスタートアップを起業できる才能を持った人がいたかもしれません。
もったいない。
よって、個人的には一点突破狙いの人が増えることに期待していますし、1点突破を止めるような風潮もなくす必要があると考えています。
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ただし1点突破狙いは失敗時のリスクが大きいのも事実です。
そこで失敗したときに救済されるような制度が重要であると考えており、それがベーシックインカムのようなものであると私は考えています。
これがあることによって
- 1点突破を狙う人間が増え
- 結果として成功する人間が増え
- 日本が豊かになる!
かもしれないと期待しています。
ここら辺はまたいつか語ります。
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というわけで、日本を豊かにするためにも、「チャンレンジしたい!」という人々には無責任に「頑張れ!」と応援することにいたします。
本記事の内容が、本ブログの賢明なる読者達に届けば幸いです。
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