「さすがに2025年は大きく下落するだろう。」
2025年の予想はこの一言に集約されます。
何故ならば、
2024年にむっちゃ上げたから。
シンプルにそれだけです。
例えば、大人気オルカン(eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は、以下グラフのように推移しており、直近1年のリターンは驚異の+29.13% (1/6時点)となっていました。
また、その前々年(2023年)の年間リターンも+30.42%でという素晴らしいリターンをたたき出していました。
一年間の投資リターンは5~7%程度と言われることが多いことと比べると、『直近2年間のリターンは異常』と言いたくなります。
株式市場は
- 上げすぎれば下げる
- 下げすぎれば上げる
といった動きをすることが多いため、
- 絶好調な2023、2024年の後には、不調な2025年がやってくる
と想像することは自然なことです。
また、このブログでも取り上げている通り、
- バークシャーの現金比率が過去最高になっている。
- アメリカ株式が割高となっている。
- 為替がバンガードの考える適正レンジから大きく円安方向に傾いている
などなど、下落につながりそうなネタは事欠きません。
であるのにも関わらず、これら記事の多くは、
- 割高にはあるものの、なにかしらのきっかけがなければ下落しないだろう
とポジティブな予想となっています。
個人的にはこの
- 多くの人が「割高である」と認識している
- であるのにも関わらず楽観的である
の状況が気になるところで、ここから
- 「平時であれば市場に影響を及ぼすことにない小さなイベント」が起きただけで、大きな下落が起きるのではないか
なんてことを思うわけです。
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なんてことを書いておいてなんですが、2年前(2023年初)にも同じように暴落予想をしていたくせに見事に外れましたw
具体的には、
- 予想:オルカンは20~30%の下落
- 実績:オルカンは30.42%の上昇
という見事な外れっぷりw
見事な外れっぷりに残念な気持ちになりますが、しかし、これでいいのです。
何故なら、
- 下落を予想しているだけで売ってはいないから。
- 売ってはいなかったので大儲けできたから。
です!
というわけで、2025年の下落を予想しつつも、投信を売るようなことはなく、ボケーっと1年を過ごす予定です。
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ちなみに、セミリタイア予定の私個人の戦略としては、現時点ですでにセミリタイアに十分な資産を保有しているので、
- 予想外にも資産が増えたら(株価が上がったら)、ちょっと無難な資産(4資産均等型)にシフトしていく
というリバランスを行うことになります。
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未来を予想することは困難で、ゆえにタイミング投資で成功するのは至難の業です。
よって、
- まわりでどんな予想がささやかれようとも、そんなものは無視して投資を継続すること
がほとんどの個人投資家にとっての最適解であると私は思います。
と言いながら、スパコンSEによる2025年予想をお届けさせてもらいました。
本当に、労働収入があるうちに最後のバーゲンセールがきてくれないかなぁ…。
本記事の内容が、本ブログの賢明なる読者達に届けば幸いです。
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