たまに『○○ニュースランキング』なるものを見るのですが、「質の悪い批判記事が増えているな」と思います。
近ごろ流行の『オルカン』についての批判記事に対しても同様に思います。
とはいえ、個人的には
- みんなして「オルカン!オルカン!」と言っている状況において、オルカン批判は重要
だとも考えています。
『株式投資という大きなリスクが存在するモノ』を楽観視しすぎることは危険だからです。
よって、荻原博子さんのような嫌投資家の方にも頑張って頂きたいとは思います(たとえ、それがPV稼ぎのためであったとしても有益だと考えています)
また、必要以上に加熱しがちで、ネガティブな状況にばかり注目する『政府批判』も必要だと考えます。
政府は巨大な権力をもっているため、権力が暴走しないよう『締め付ける力』のウェイトを重くする必要があるためです。(その批判によって政府の方針がコロコロと変わっては困りますが…)
しかし、『ディズニーリゾート批判』の必要性については分からない。
最近、「夢の国から修羅の国に」ディズニーランドが“ガチ勢”御用達のラーメン二郎系テーマパークへと変貌かという記事を読みました。
主な批判は
- 入場チケットの値段が高い
- 人気の乗り物に乗るためにはお金がかかる
- ガチ勢のせいでレアなお土産を手に入れづらい
といった内容ですが、
「どうして、お金も使わず、労力もかけず、両方を使っている人並みに楽しめると思っているんじゃい」
とツッコミを入れたいです。
どんなコト・モノであろうとも、
- よりお金を出した方が、より高価なコト・モノを受け取れる
- より労力をかけた方が、より良い待遇を受けられる
のは当たり前の話で、例えば
- 高級食材を使った料理を「大衆食堂の価格帯では食べさせろ!」と言う批判は通用しない
-
「お金は払いたくないけどハワイに行きたい!」と不満の声をあげたところで無理なものは無理
であるのと同じことです。
投資でたとえれば、
「投資をしている人だけが儲かっていてるなんて、不公平だと思うわ」
と、投資のリスクを負わずしてリターンを期待している人々のようです。
しかも、
「先日2歳の長女を連れて行ったところ、低年齢向けの幼児食が食べられる場所がディズニーにはまったくなく(中略)」(Aさん)
という、「あくまでもAさんのコメントであり、集英社オンラインにからの発信ではありません」みたいな体で明らかに間違った情報を発信していところがとても悪質。
ちなみに私は、東京ディズニーリゾートでは、お金もかけず、時間もかけず、毎回のように大満足しているわけで、身近にも同じように言っている方は多くいます。
それでもこういった声が取り上げられることはなく、『批判』ばかりが取り上げられて記事になっています。
というのも、
- 『批判』といったネガティブな記事で怒りの感情を集めたほうが注目される
からで、ここら辺はSNSを見ていると明らかです。
結局のところメディアは『読者に届かなければ意味がない(収益面でも)』わけなので、
- 読まれない『ポジティブな記事』よりも『読まれるネガティブな記事』が量産される
のはある意味仕方のないことです。
また、個人レベルでの発信で考えても、「何かを批判する」のは、カンタンなわりに拡散されやすく、賛同者が多く参入することで気持ちよくなれる麻薬みたいなものだと感じています(知らんけど)
批判されているポストを見つけ、便乗してさらに拡散することで「そうだ!そうだ!」と仲間の支持される。
気持ちいいですよね。
というわけで、
- 世の中の記事は、ネガティブな方向に偏りがちであること
- 『トレンドにある批判』に(自分では大して調べもせず)便乗したくなる気持ちがわいてくること
に注意しなければと思う、今日この頃でした。
そんな感じで、『マスコミによる批判の批判』という、『気軽に多くの人の賛同が得られ、かつ反発も少ないであろうネガティブネタ』でPVを稼ぐための記事をお届けしました(`・ω・´)キリッ
本記事の内容が、本ブログの賢明なる読者達に届けば幸いです。
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