つい先日『インデックス投資の時代がきた!!』という記事で、
- eMAXIS Slim米国株式(S&P500)が、国内の投信で最大の純資産総額(1.81兆円)となった
ということを紹介したわけですが、読者の中には
「オルカンじゃなくてS&P500か~…。」
なんて思った方も多いでしょう。
しかし、オルカンがNo1になる日もそう遠くないかもしれません。
最近モーニングスターが過去1年では「S&P500」を上回る「eMAXIS Slim全世界株式」が残高1兆円にカウントダウンという記事を公開していました。
この記事によると、
- オルカンの過去1年間(23年1月末時点)のトータルリターンはS&P500を上回っていた
- eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)の純資産総額が、2,3か月後には1兆円を超えそう
とのことです。
なお、過去1年間(23年1月末時点)のリターンは、
- S&P500 :3.86%
- オルカン:5.01%
と結構な差がついています。
モーニングスターは、これをもって
「オール・カントリー」人気は、残高1兆円乗せから加速しそうだ。
と予想しています。
これには同意で、非常に喜ばしいことだと思っています。
なお、S&P500のリターンが落ちた理由は、
- アメリカ株式(特にハイテク銘柄)に人気が集まり、割高となっていたことでパフォーマンスが落ちた
と考えられています。
投資界隈では『あるある』な話ですね。
とはいえ、過去3年のリターンを比べると
と、S&P500が上回っているため、すぐにオルカンがS&P500の人気を上回ることは難しいでしょう。
それでも、投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Yearでオルカンが圧勝している、などオルカンの魅力が伝わりつつあることも感じています。
インデックス投資のメリットは、
- どこかだけが成長しても取りこぼさない
- どこかだけが衰退しても大きなダメージを受けない
ことにあります。
その点から、
- アメリカ一択のS&P500よりも、オルカン(などの全世界株式)のほうが優れている
と私は考えています。
過去を振り返れば、
- アメリカ株式が素晴らしいパフォーマンスを上げていた時期
- 新興国株式が世界の株価をリードしていたいた時期
- 日本が世界一のリターンを上げていた時期
など、期間によって素晴らしいリターンを上げてきた国や地域はバラバラです。
よって、
「○○への投資リターンが一番大きいはず…!」
と予想して投資することなく、
「先のことは分からないから全部買っておこう!」
とうい無難な選択が広がることに期待しようと思います。
どうでもいいけど、いつも『Slim(スリム)』を『Slime(スライム)』と打ってしまう…。
今後も間違える可能性が高いですが、許してくださいw
本記事の内容が、本ブログの賢明なる読者達に届けば幸いです。
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