昨日公開した「『使うお金の量』が年々へっていくけど楽しく暮らしてます」では、
「世の中が勝手に進化してくれたおかげで、昔の自分よりも楽しく暮らせるようになったぜ!」
と満足した方が幸せになれるのではないかと思ったのでした。
なんて言葉で〆たわけですが、もう一つ付け加えなければならないポイントがありました。
それが、タイトルにある「他人を気にするから支出が増える」です。
私はここ数年、仕事の99%は在宅勤務となっており、他人と触れ合う機会が極端に減りました。
出社している時は、業務以外の話をする機会が増え
「ハワイにいってきました(^^)」
「家事代行を使っています(^^)」
「お高いレストランに行ってきました(^^)」
「高級車に乗り換えました(^^)」
「結婚記念日にファーストクラスを使ってみました(^^)」
「毎年最新のiPhoneに買い替えています(^^)」
「パーソナルジムに通っています(^^)」
なんていう雑談(自慢)を聞くことが結構ありました。
私は若かりし頃からあまりお金を使わないタイプであったため、そんな自慢に自分の価値観が影響を受けているとはまったく思っていませんでした。
しかし、こういった自慢と触れ合わなくなった今、改めて振り返ってみたところ
「結構影響を受けていたんだなぁ…」
なんてことに気付かされたわけです。
例えば、我が家では数年前からバレンタインがなくなりました。
それまでは、私の家族には『チョコレート好き』と言えるような人間がいないのにも関わらず、数千円もするようなチョコレートのプレゼントが発生していました。
これは、明らかに正常な判断ができておらず、『他人の影響を受けた結果』だったと言えるでしょう。
他にも、年賀状、お歳暮など『もっと安く、手軽に、相手も喜ぶ、感謝を伝える手段』があるのにも関わらず、他人(や世間)の影響によって、なんとなく実行しているモノは数多くあります。
しかし、『在宅勤務』があたり前になるったことで、いままでうるさかった『他人の価値観』が静かになり、潜んでいた『自分の本当の価値観』があらわになってきました。
そのおかげで『本当に必要なモノ』だけを選択できるようになり、結果として支出が減ってきているわけです。
本来であれば、
- 『在宅勤務』であるかどうかは関係なく、自分で自分の価値観を知り、本当に必要なモノにお金を使うようにする
べきでしょう。
しかし、自称『自分の価値観を理解している』私でさえも、それは難しかったようです。
そんなわけで、
「支出を減らすためには、他人の影響を受けないように自分を強く持てればいいのだけど、物理的に切り離してしまうのが究極の手段かなぁ…」
「”自分の価値観を理解する”というのは思った以上に難しいことなんだなぁ…」
と思った今日この頃でした。
というわけで、今後も
「この支出、本当に自分にとって大切なモノなのか?」
を問いながら、豊かな生活を目指していきたいと思います。
なお、『他人の影響を受けまくる』を逆に利用して『倹約して投資しまくる人』にばかり触れるようにすれば、自然を支出が減ることでしょう。
素晴らしきかな株クラ。
本記事の内容が、本ブログの賢明なる読者達に届けば幸いです。
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