先日こちらの記事で、
- マネックス証券の購入金額トップ4はレバレッジ商品である
という衝撃の結果をお伝えしましたが、その後、
「そういえば、むかし注目されていたレバナスは、今どうなっているのかな?」
なんてことが気になったので調べてみました。
単体で見てもイマイチなので、
- レバレッジを掛けていないNASDAQ100(QQQ)
- レバナス(TQQQ)
の直近3年間のリターンを比べてみました。
結果はこちら。
2020年2月14日時点を100ポイントで統一すると、本日(2023年2月15日)時点で、
- NASDAQ100:129.8ポイント
- レバナス : 87.1ポイント
となり、
- レバレッジを掛けていないNASDAQ100(QQQ)の圧勝
ということが分かりました。
もちろん、これは『直近3年だけ』を切り取った推移であり、切取期間によっては
- レバナスが素晴らしいリターンを上げていた時期
- レバナスがもっと悲惨な状況にあった時期
など、結果は変わってくるでしょう。
例えば、2020年3月~2021年12月を切り取ればこうなるし。
2022年1月~2023年2月を切り取ればこうなります。
よって、ここであげた実績そのものに大した意味はないものの、
- レバレッジなし商品が上昇していても、レバレッジ商品は悲惨な状況になりうる
という事実は大きな意味を持ちます。
なお、直近3年間のグラフに全世界株式(VT)を加えるとこんな感じになります。
ポイントを並べると
- NASDAQ100:129.8ポイント
- 全世界株式 :112.8ポイント
- レバナス : 87.1ポイント
こんな感じになります。
グラフ化する前には「NASDAQ100もイマイチだろうな~」なんて想像をしていましたが、
- 全世界株式と比べると、『悲惨なレバナス』と『素晴らしいNASDAQ100』
と言える状況にありました。
見比べてみないと分からないものですね~。
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