本ブログの筆者であるスパコンSEの、
2022年11月時点のセミリタイアに向けた予定と実績です。
※最新の資産状況はリンク先よりご確認ください。
「いつの間にか増えてるじゃん・・・」
と思った1ヶ月でした。
世の報道に目を向けると
- そろそろヤバいかもしれない
- リーマンショック前と同じような状況にある
- リセッション入りは確実だ
といったネガティブな言葉ばかりが飛び交っていますが、なぜか資産は増えています。
どうなっているのやら?
<目次>
セミリタイアに向けての資産・評価損益推移
というわけで、セミリタイアの計画と実績のグラフを記載します。
■グラフの説明
・総金融資産:オレンジ色棒グラフ:投資信託や株の合計金額:左目盛(住宅ローン・不動産を除く)
・目標(105%複利):黒色直線:毎年440万円を投資に充て、年利105%を達成できたと仮定したライン。:左目盛
・投資損益:青色線グラフ:投資によって得られた損益:右目盛
目標のラインは「2024年末(筆者41歳)に約4500万円を保有」が到着点として設定しており、それだけの資産(と、ちょっとした収入)があれば夫婦+子一人は生きていけると考えています。
(セミリタイア後にも投資を継続し、年利5%程度のリターンを期待しています)
参考記事:子持ち夫婦のセミリタイア後の生活費をシミュレーション【微収入有り版】
2024年末に夫婦ともに退職した場合、年間270万円の資産を取り崩しながら生活(462万円支出・192万円の収入)すると、65歳時点で2300万円の資産が残っている予定です。
なお、セミリタイア後には『自分の好きなことで稼ぐ』予定なので、それによる収入額に応じて支出額を臨機応変に変更することになります。
参考記事:筆者が41歳4500万円でセミリタイアした後の生活について
とはいえ、しょせん『目標』なので、場合によっては「仕事を継続する」など、その時の状況に合わせて計画を変更する必要性が出てくる可能性は十分あると考えています(逆にもっと早く引退できる可能性もありますが)
現在の資産状況
現在の総資産は4230万円となりました。
状況を簡単に整理すると
- 目標金額(2843万円)を1198万円ほど上回っている
- トータルの投資損益はプラス1263万円
- 総資産は先月よりプラス234万円
と、含み益・総資産ともに過去最高となりました!
資産は順調に増えており、目標としている4500万円まで残り270万円となりましたので、
「退職金を足したら4500万に到達するよねー?」
「つまり、セミリタイアしてもいいってことかなー?」
と言えるところにまで到達しました。
そうすると考えなければならいないのは、
- 本当に”セミ”のリタイアをするのか?
ということです。
というのも、私の”セミ”リタイア計画では、
- 月16万円(共働きなので一人8万円)を稼ぎさえすれば、65歳まで今と同じ出費で暮らすことができる
としていたわけですが、
「4500万円ためて月8万円の仕事を65歳まで続けるよりも、完全にリタイアできるまでお金を貯めた方が楽かもしれない」
という考えが出てきているためです。
私は、いまの『4500万円でセミリタイアする計画』を立てる前には、『7000万円でセミリタイア(というか、ほぼ完全リタイア)する計画』を立てていました。
目標を『7000万円→4500万円』に変更したのは、2年半前で、当時は、
- 3歳の娘の子育てがしんどい・・・
- 異動した(スパコンSEからアプリケーションSEになった)が、急激な環境変化でしんどい…
と、メンタル的にかなりダメージを負っていたので
「7000万円も貯めることなく、一刻も辞めるためにはどうしたらいいのだ…?!」
と、「逃げたい」という欲求に突き動かされていました。
しかし、時とともに環境が変化していき、「逃げたい」という欲求が小さくなってきています。
また、計画を立てたタイミングでは
「サラリーマンを辞めたあとにお金が足りないのなら、楽しめそうなバイトすればいいでしょ」
「ディズニーリゾートが好きだから、キャストでもできたら楽しいんじゃない?」
「バイトでどうにもならなくなったら、もう一回サラリーマンやればいいや」
と、楽観的に考えていました。
しかし、セミリタイアが近づけば近づくほど、
「セミリタイアしたとて、65歳までバイトするのってどうなのよ?」
「こんな楽な仕事でバイトの数倍もの給料をもらえるなら、もう少し続けようかな?もう数年はたらけば完全にリタイアできるし。」
「一回引退したあとに、またSEに戻るのはきつすぎるでしょ…」
と、気持ちが変化してきました。
この変化は、
- 単純に子育て・仕事がラクになってきて、心のゆとりができた
だけでなく
- 「辞めようと思えばいつでも辞められるぜ!」と言えるだけの資産ができた
ということも要因であると考えられます。
正直にいって、セミリタイア計画を立てた当時は『セミリタイア後の生活』をしっかりとイメージ出来ておらず、フワフワと「まぁ、なんとでもなるでしょ~」と考えていました。
しかし、資産が貯まり、目標としていたセミリタイアの時期が近づくにつれて、『セミリタイア後の生活』がしっかりとイメージできるようになってきました。
目標を決め、計画を立てて進めてきたからこそ『ここ』までこれたわけですが、目標達成が近づいたことで
- その目標・計画が、自分にとってベストなものではなかった
ということが判明したという、ちょっと皮肉な状況でもあります。
というわけで
「『今後こうなりたいんです!』という未来の予想を立てるのは難しいなぁ…」
「目標・計画をちゃんと考え直さないとな~」
と思う今日この頃でございます。
まとめ :セミリタイアに向けて資産は順調に推移している、ように見えますが…
といった感じで、現状を報告させてもらいました。
資産は順調に増えており、『セミリタイアしてもいいかもしれない』といえるところにまできました。
そして「本当にセミリタイアしていいのかな~?」ということを真剣に考えねばならないターンとなってきました。
また、資産が増えてはいるものの、いまの世界は不安定で、いつ株価が暴落してもおかしくない状況にあるとも考えています。
よって、いつも通り、
「(過去最高値は)4230万円を保有していたので、暴落時には資産額が2115万円(半分)になるかもしれないが恐れる必要はない。
予想通りだ。むしろ買い増しするチャンスだ。」
と唱え、
- いまの資産額は一時的なモノであり、大きく変動することがある
ということを肝に銘じておこうと思います。
セミリタイア予定日まで残り2年3か月(残り785日、1955日経過)
資産が順調に増えているからといって油断することがないよう、これからもコツコツと労働、節約、投資を続けていくこととします。
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