投資信託には『為替ヘッジあり』となっている商品がありますよね。
私のイメージでは、
- 為替ヘッジありの商品=信託報酬は高いけど、為替変動によるダメージがない『安全な商品』
という認識でしたが、現実はそうではないようです。
というのも(あたり前すぎますけども)
- 『為替ヘッジあり商品』は、最近の円安、株安によって大きなダメージを受けた
という事実があるからです。
実際に、ここ3年間の『iFree 外国株式』をヘッジあり、なしで比較すると、こんな感じで、
- 為替ヘッジなしの3年リターン:54.47%
- 為替ヘッジありの3年リターン:30.87%
と、かなりの大差をつけて『為替ヘッジありの大敗』となっています。
『iFree 外国株式』は、その名の通り外国株式に投資するファンドで、その外国株式はここ最近はボチボチ下落してきています。
しかし、その下落を帳消しにするくらい円安が進んでいるため、『為替ヘッジなし』は円ベースで見る資産を減らさずに済んでいます。
『ヘッジ』とは『回避』を意味するので、
- 『為替ヘッジあり』とは、為替の変動によるダメージを回避する商品
と、勝手なイメージを抱いていましたが、実態は、
- 『為替ヘッジあり』とは、為替の変動によるリターンも回避する商品
だったというわけです。
為替ヘッジありの商品は、信託報酬が高くなる(ことが多い)のでまともに見ることすらなかったので間違ったイメージを抱いていました…。
いや、本当にあたり前のことなんですけど、盲点だったなぁ…。
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