『投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2021 』に投票しました。
これは、その名の通り投信ブロガー達が投票し、
- 現時点でもっとも支持されているファンドはどれか?
を決めるイベントです。
各投信ブロガーに、5ポイントの投票権が与えられ、1~5つのファンドに振り分けて投票することで雌雄を決します。
なお、私は
- sMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
に5点全振りしました。
私が実際に投資しているファンドは(細かいモノを除くと)
- sMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
- sMAXIS Slim 先進国株式
の2つで、およそ同額ずつ投資しているのですが、Fund of the Yearでは前者だけを選択しました。
その理由は、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)が
「株式投資をしたいのだけど、どこに投資したらいいのだろうか…?」
という悩みを解消する究極のファンドで、悩める投資未経験者が安心して投資することができる唯一のファンドだと考えているためです。
私が先進国株式にも投資している理由は、
「インデックス投資が有効に機能するのは、投資先が効率的市場である場合に限る」
「『効率的市場』とは、投資に必要なすべての情報が、すべての投資家に同時に公開され、インサイダー取引など不正な取引が(あまり)存在しない、成熟した市場のことだ」
「新興国市場は、まだまだ未成熟と言わざるを得ないため、インデックス投資には不向きである」
と考えているためです。
しかし、この考えは
- 多くの本を読み、様々な記事をあさり、長い時間をかけて勉強して手に入れたモノ
であるため、投資について詳しくない人に「先進国株式の方がいいと思うよ!」と説明しても、心底から理解してもらえるとは思えません。
実際に、
「先進国株式ってことは、新興国へ投資しないんでしょ?」
「これからは新興国の方が高い経済成長率になるのは確かなんだから、そこを除いて投資するなんておかしくない?」
と言われることもあります。
もちろん、こういった疑問に対して
「株価は、これからの成長を織り込んだ価格になっているので、新興国は既に割高になっているのよ」
「割高なところに投資したら、リターンが低くなるかもしれないよ」
などと答えていくことはできますが、完全に理解してもらうためにはかなりの時間を要することでしょう。
その点、全世界株式であれば、例え投資初心者が相手だったとしても、
「株に投資するということは、企業のオーナーになるということだから、君のためにみんなが働いてくれるのだよ!」
「どの国、どの企業がこれから成長するか予想することは難しいから、全部買っちゃおうぜ!」
だけで説明が済みます。
このことから、『sMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)』は、
- 『投資先の選択に悩むあまり、投資にちゅうちょしていた人たち』を救い、投資の間口を広げたファンド
だと言え、今年のFund of the Year に相応しいファンドだと判断し、5点全てを投じました。
こんな『究極のファンド』とも言えるようなファンドに、微々たる手数料(信託報酬)で投資できるなんて、よい時代になったものです。
しかし、それでもまだまだ『投資に恐れを抱いている人々』が多くいるのは確かなので、これからもこのブログを通じて啓蒙活動を続けていくこととします。
本記事の内容が、本ブログの賢明なる読者達に届けば幸いです。
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