本ブログの筆者であるスパコンSEの、
2021年10月時点のセミリタイアに向けた予定と実績です。
※最新の資産状況はリンク先よりご確認ください。
なんと!
2020年10月以来、ちょうど1年ぶりに資産額が前月より減りました!
ホッとした~。
<目次>
セミリタイアに向けての資産・評価損益推移
というわけで、グラフでセミリタイア計画と実績を記載します。
■グラフの説明
・総金融資産:オレンジ色棒グラフ:投資信託や株の合計金額:左目盛(住宅ローン・不動産を除く)
・目標(105%複利):黒色直線:毎年440万円を投資に充て、年利105%を達成できたと仮定したライン。:左目盛
・投資損益:青色線グラフ:投資によって得られた損益:右目盛
目標のラインは「2024年末(筆者41歳)に約4500万円を保有」が到着点として設定しており、それだけの資産(と、ちょっとした収入)があれば夫婦+子一人は生きていけると考えています。
(セミリタイア後にも投資を継続し、年利5%程度のリターンを期待しています)
参考記事:子持ち夫婦のセミリタイア後の生活費をシミュレーション【微収入有り版】
2024年末に夫婦ともに退職した場合、年間270万円の資産を取り崩しながら生活(462万円支出・192万円の収入)すると、65歳時点で2300万円の資産が残っている予定です。
なお、セミリタイア後には『自分の好きなことで稼ぐ』予定なので、それによる収入額に応じて支出額を臨機応変に変更することになります。
参考記事:筆者が41歳4500万円でセミリタイアした後の生活について
とはいえ、しょせん『目標』なので、場合によっては「仕事を継続する」など、その時の状況に合わせて計画を変更する必要性が出てくる可能性は十分あると考えています(逆にもっと早く引退できる可能性もありますが)
現在の資産状況
2021年9月初旬時点での総資産は3253万円となりました。
状況を簡単に整理すると
- 目標金額(2424万円)を829万円ほど上回っている
- トータルの投資損益はプラス851万円
- 総資産は先月よりプラス-105万円
となりました。
冒頭でも書きましたが『前月よりも資産が減った』のはちょうど1年ぶりで、いままで「資産が増えすぎてて怖い…」と思い続けていたので、「ホッとしている」というのが本音です。
とはいえ、『セミリタイア計画に対して851万円も多くの資産を持っている』という状況には、不安の感情の方が大きなウェイトをしめています。
セミリタイア達成に向けた今後の戦略
というわけで、資産の推移だけ見ていると『セミリタイア計画は順調に進んでいる』かのように見えます。
しかし、上で書いたように『セミリタイア計画よりも大きな資産を手に入れられている』という状況には、
「株価はまだまだ割高な状況にあるのではないか?」
という疑問を持たざるをえません。
株は『企業の利益』と『株価』の比率から、ある程度『妥当な価格』を計算することができますが、それを見ても『割高』という状況にありますので、
「使う予定のない今、見せかけだけの資産額がいくら増えても嬉しくないんだけど…」
「まとまった収入のあるサラリーマンである今は、『割安』になってて欲しいんだけど…」
というのが正直な思いです。
参考記事:『コロナバブル』は起きているのか?
さて、こういった『投資先(株式)の資産が割高となっている』という状況にあれば、『株を売って、違う資産を買う(または現金にしておく)』というのがセオリーでしょうが、筆者はそういったことをする予定はありません。
というのも、確かに「暴落しそう」と想像はしているものの、それが来る保証はなく、
- 企業が急成長し、いっきに株価に追いつく
- 株価が横ばいに動き、じょじょに株価が適正価格になる
といったケースも考えられるわけで、そうなれば、
- 『株式売り』は失敗
となります。
それ以前に、筆者は
- 『タイミング投資で市場平均を超えるリターンを手に入れる』ということを諦めた
がゆえに、
- 『ドルコスト平均法で、ボチボチなリターンを狙う』という戦略をとっている
わけなのに、ここにきて
- 「今は売り時だ!」とタイミング投資をしだすのは、矛盾している
となってしまいます。
よって、筆者はこれからも変わらず、
- ドルコスト平均法でコツコツと積み上げ続ける
という戦略を選びます。
まとめ :セミリタイアに向けて資産は順調に推移している
といった感じで、資産は『計画以上』に推移しており
- パッと見は、順調に計画を進められている
- ただし、こんなにも順調に株価が推移し続けるはずがなく、いつか暴落するだろう
と考えています。
また、セミリタイアまで4年をきって思うことでも書きましたが、
「本当にセミリタイアしていいのだろうか?本当に大丈夫だろうか?」
と、不安な気持ちが沸いてきているのも事実です。
これは、「資産をもっと増やしてからセミリタイアすればいい」といった類の不安ではないので、今後は、この不安を上手くコントロールすることが必要となってきそうです。
また、資産が株価の上昇につられて順調に増えているとはいえ、『大きすぎる株価の上昇は、将来の暴落の』とも言え、最近のリターンを『当たり前』だと勘違いしないようにしなければなりません。
というわけで、今後発生するであろう暴落時に、あせって資産を売ることがないよう、以下のように心構えだけはしておきます。
「セミリタイア計画が順調だからといって、浪費をしていいわけではない。
むしろ、将来の低リターン期に備えて節制するべきだ。」
「(過去最高値は)3358万円を保有していたので、暴落時には資産額が1679万円(半分)になるかもしれないが恐れる必要はない。
予想通りだ。むしろ買い増しするチャンスだ。」
これは、今まさに必要な心構えとなってきています。
何度でも、繰り返し自分に言い聞かせていきたいと思います。
リタイア予定日まで残り3年3か月!(残り1186日、1554日経過)
筆者は、この調子でたんたんと投資&節約を続けていくことで、同世代の人たちよりも『20年以上は先にセミリタイア』させてもらいます。
------------
ツイッターでは記事の公開を通知したり、投資に関係する記事を取り上げたりしています。よろしければフォローをお願いします!
本記事が少しでも良かったと思って頂けたら、以下バナーを1日1回クリック頂けると嬉しいです。よろしくお願いします!
※上のリンク先からは、本ブログの人気ランキングもご確認頂けますのでぜひ!
関連記事