本ブログの筆者であるスパコンSEの、
2021年9月時点のセミリタイアに向けた予定と実績です。
※最新の資産状況はリンク先よりご確認ください。
今月も世界的な株高におされて順調に資産を増やすことに成功し、正直に言って
「こんなにも株価が上がるなんて怖い…」
「いつか暴落するんじゃないか…」
という感想です。
<目次>
セミリタイアに向けての資産・評価損益推移
というわけで、グラフでセミリタイア計画と実績を記載します。
■グラフの説明
・総金融資産:オレンジ色棒グラフ:投資信託や株の合計金額:左目盛(住宅ローン・不動産を除く)
・目標(105%複利):黒色直線:毎年440万円を投資に充て、年利105%を達成できたと仮定したライン。:左目盛
・投資損益:青色線グラフ:投資によって得られた損益:右目盛
目標のラインは「2024年末(筆者41歳)に約4500万円を保有」が到着点として設定しており、それだけの資産(と、ちょっとした収入)があれば夫婦+子一人は生きていけると考えています。
(セミリタイア後にも投資を継続し、年利5%程度のリターンを期待しています)
参考記事:子持ち夫婦のセミリタイア後の生活費をシミュレーション【微収入有り版】
2024年末に夫婦ともに退職した場合、年間270万円の資産を取り崩しながら生活(462万円支出・192万円の収入)すると、65歳時点で2300万円の資産が残っている予定です。
なお、セミリタイア後には『自分の好きなことで稼ぐ』予定なので、それによる収入額に応じて支出額を臨機応変に変更することになります。
参考記事:筆者が41歳4500万円でセミリタイアした後の生活について
とはいえ、しょせん『目標』なので、場合によっては「仕事を継続する」など、その時の状況に合わせて計画を変更する必要性が出てくる可能性は十分あると考えています(逆にもっと早く引退できる可能性もありますが)
現在の資産状況
2021年9月初旬時点での総資産は3358万円となりました。
状況を簡単に整理すると
- 目標金額(2378万円)を979万円ほど上回っている
- トータルの投資損益はプラス975万円
- 総資産は先月よりプラス193万円
となりました。
総資産が大きく増えているのは、世界的に株価が順調に上がっているためで、『筆者の努力』といった要素は一切ありません。
ただ、『株高に乗った』というだけです。
また、セミリタイア計画にとってもっとも重要な『目標金額』を975万円も上回り、総資産が3358万円にもなりました。
これは、『2023年6月時点の目標資産額』にまで到達しているということで、
- セミリタイア計画を1年9か月も前倒しできている
とも言える状況にあります。
セミリタイア達成に向けた今後の戦略
最近では
- 投資していれば資産が増えるのは当たりまえ
- セミリタイア計画よりも資産が多いのが当たりまえ
という印象を持ってしまっています。
しかし、過去の推移を改めて見てみると、
2020年12月からは、目標(黒の直線)を常に上回わり続けていますが、それ以前のほとんどの期間では、
- 投資損益が『ギリギリプラス』という状況にあることが多い
- セミリタイア計画の目標と、資産額は同じような金額であることが多い
ということが分かり、むしろ
- 現在の順調すぎる状態は、どちらかというと『異常』と言える
ということになります。
言うまでもなく
- 株価は上がったり下がったりを繰り返しながら、長期的には右肩あがりに上昇していくもの
であるのは、過去の実績から見ても明らかですが、ここ1年半ほどは『株価の下落』がほとんど発生せずに、株価がひたすら上がり続けており、それを『普通』とすら思ってしまう、異常事態となっています。
というわけで、先日『コロナバブル』は起きているのか?という記事の中で現状を分析したわけですが、結論としては、
- 株価はかなり上昇していおり、過去と比べると割高と言える状況にある
- しかし、これから世界経済は急速に回復していくと予想されており、大した割高ではないかも
- とはいえ、いずれにせよ将来の株価を読むことは難しいので、これからもタンタンと積立続けよう
となりましたので、いくら現状が『異常』であったとしても、引き続きドルコスト平均法によって積立投資を続けていく戦略に変わりはありません。
とはいえ、「異常かもしれない」という考えも大事にし、
- いつかは暴落するかもしれないが、それは想定内だ
ということだけは心に留めておきたいと思います。
まとめ :セミリタイアに向けて資産は順調に推移している
といった感じで、資産は『計画以上』に推移しており
- パッと見は、順調に計画を進められている
- ただし、こんなにも順調に株価が推移し続けるはずがなく、いつか暴落するだろう
と考えています。
また、セミリタイアまで4年をきって思うことでも書きましたが、
「本当にセミリタイアしていいのだろうか?本当に大丈夫だろうか?」
と、不安な気持ちが沸いてきているのも事実です。
これは、「資産をもっと増やしてからセミリタイアすればいい」といった類の不安ではないので、今後は、この不安を上手くコントロールすることが必要となってきそうです。
また、資産が株価の上昇につられて順調に増えているとはいえ、『大きすぎる株価の上昇は、将来の暴落の』とも言え、最近のリターンを『当たり前』だと勘違いしないようにしなければなりません。
というわけで、今後発生するであろう暴落時に、あせって資産を売ることがないよう、以下のように心構えだけはしておきます。
「セミリタイア計画が順調だからといって、浪費をしていいわけではない。
むしろ、将来の低リターン期に備えて節制するべきだ。」
「(過去最高値は)3358万円を保有していたので、暴落時には資産額が1679万円(半分)になるかもしれないが恐れる必要はない。
予想通りだ。むしろ買い増しするチャンスだ。」
これは、今まさに必要な心構えとなってきています。
何度でも、繰り返し自分に言い聞かせていきたいと思います。
リタイア予定日まで残り3年5か月!(残り1214日、1526日経過)
筆者は、この調子でたんたんと投資&節約を続けていくことで、同世代の人たちよりも『20年以上は先にセミリタイア』させてもらいます。
------------
ツイッターでは記事の公開を通知したり、投資に関係する記事を取り上げたりしています。よろしければフォローをお願いします!
本記事が少しでも良かったと思って頂けたら、以下バナーを1日1回クリック頂けると嬉しいです。よろしくお願いします!
※上のリンク先からは、本ブログの人気ランキングもご確認頂けますのでぜひ!
関連記事