最終更新日:2020/12/30
確定拠出年金を開始して12年6か月目の運用報告書が届いたので公開します。
まずは結果を。
- 資産評価額:288万円
- 拠出金累計:204万円
- 評価損益 :+84万円
- 加入来利回:+5.57%
運用先は
- DIAM外国株式インデックスファンド(DC専用)
- MSCIコクサイ連動型インデックス(先進国株式)
- 信託報酬:0.275%(ほっと低い商品が欲しい…)
に100%預けており、 12年のあいだ何も変えていません。放置したままです。
(途中でマッチング拠出を利用して、拠出金額を増やしましたが)
というわけで、完全に”ほったらかし”であるのにも関わらず、
- 年利5.57%のリターン
- 資産が1.41倍に増加
という素晴らしい成績を残しているわけなので、これを利用しない手はないと言えそうです。
しかし、報告書にあった平均利回りの分布を確認すると、
- 利回り0.00~1.99%:全体の66%
- 利回り2.00~9.99%:全体の25%
となっており、『ほったらかし投資で得た5.57%のリターン』でさえ、かなり上位に入る状況となっています。
同僚や知人と確定拠出年金の会話をすると
「よく分からないから、100%元本保証型にしているわ」
という声をよく聞くので、そういった人々が2%未満のリターンとなっているのでしょう。
もったいない限りです。
確定拠出年金は、原則として60歳までは資金を引き出すことができないため、自動的に長期運用になります。
であれば、100%株式でも問題ないと考えられます。
というのも『債券』や『元本保証型』の割合を増やすことは、資産額の推移を″おだやか”にする効果があるため、
- 子どもの教育費を貯める
- 〇年後に車を買う資金を貯める
といった『お金を使う時期』が(そう遠くない未来で)固定されているケースでは、大きな役割をになってくれます。
(お金が必要となった際に、株価の暴落があって『子供の教育費が払えない…』とならないよう)
しかし、確定拠出年金は(多くの人にとって)長期投資となるため、最も大きなリターンが期待できる『株式』に全額つっこんでしまっても問題ありません。
過去の実績を見る限り、10年以上に渡って株式投資を続けていれば、リターンがマイナスとなるケースはほとんどありません。
(『将来も確実にそうなる』とは言い切れませんが)
また、株式投資にとってもっとも問題となる行動は、
『暴落時に怖くなって逃げ出してしまうこと』
ですが、確定拠出年金はその危険性が低いです。
というのも、確定拠出年金は(良くも悪くも)『資産の入れ替えなどの手続きがめんどくさい、変え方が分かりづらい』という特徴(?)を持っているため、暴落によって資産がマイナスになってしまったところで、『そのまま積立投資を続ける』という選択肢を取りやすい制度となっているためです。
(元本保証100%だった妻の投資先を変更した経験より…)
よって、確定拠出年金では『ハイリスクハイリターンな株式』が選びやすいわけです。
以上のことから、多くのサラリーマンにとって『確定拠出年金は超優秀』といえるわけですが、多くの人が『元本保証型』や『債券比率の高い投資』を選んでいるのが非常に残念なところです。
というわけで、これからも本ブログでは株式投資の有益さをアピールし、多くの人がゆとりある老後を過ごせるよう、ひいては日本全体が豊かとなり、私の暮らしやすい国となるよう、努力していきたいと思います。
本記事の内容が、本ブログの賢明なる読者達に届けば幸いです。
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