最終更新日:2020/9/19
MotleyFoolに以下の記事があったので、紹介です。
記事内では、以下の3企業が紹介されています。
- コカ・コーラ
- ホーメル・フーズ(缶入り成形肉「スパム」の製造など)
- モンスタービバレッジ(モンスターエナジーの製造など)
では、順に見ていきましょう。
コカ・コーラ
最初は世界的に有名な飲料メーカーのコカ・コーラです。
ざっと特徴を並べると
- 株価 :50ドル前後
- 配当利回り:3.5%程度
- 58年間連続増配している
- 販売量がコロナによって減少するも、ほぼ戻した
といったところです。
株価の推移は、以下の通りで、まだコロナ前の株価まで回復していません。
コロナによるレストランの営業自粛などで販売は低迷しましたが、営業が再開しつつある今後は、元の水準にまで回復することが期待できます。
というのも、とうぜん「コロナが流行したから、コーラ飲むのやめようか」とはならないためです。
『コカ・コーラ』は1886年から販売されており、現在ではブランド化していると言ってもいいほど、強力に人々の心をつかんでいます。
(多くの炭酸飲料が並んでいる中、『なんとなくコカ・コーラを買った』という経験は、多くの人がしているかと思います)
また5000円程度で買うことのできる価格も非常に魅力的で、
『飲み会に参加するか、コカ・コーラ株を買うか』
というレベルで検討が可能なほどです。
非常に魅力ある銘柄ですね。
ホーメル・フーズ
続いて、缶入りの成形肉『スパム』で有名な食品メーカ、ホーメル・フーズです。
ざっと特徴を並べると
- 株価 :50ドル前後
- 配当利回り:1.9%程度
- 53年間連続増配している
- コロナ禍を追い風にし、前年よりも売り上げ増
株価の推移は以下の通りで、コロナによる暴落で一時的には下げましたが、すぐに立て直しています。
上記でも書いた通り、コロナ禍を追い風にして売り上げを伸ばすことに成功していますので、新型コロナの鎮静化が遠のけば、ホーメル・フーズにとっては有利な情が続くと言えそうです。
また、長きに渡り業績を伸ばし、増配当も続けていることからも分かる通り、コロナが鎮静化したところで、業績が大きく悪化するとは考えられないところも、良いところです。
モンスター・ビバレッジ
最後に、『モンスターエナジー』で有名なモンスター・ビバレッジです。
ざっと特徴を並べると
- 株価 :80ドル超
- 配当利回り:無配当
- 2020年5月時点で長期負債がゼロ
- 『モンスターエナジー』という強力なブランド力
先に紹介した2銘柄と違い『無配当』ですが、それは『配当するお金があるなら、事業に再投資した方が株主の利益につながる』との判断によるものなので、『モンスター・ビバレッジは、成長の余地が十分にある』と考えられます。
エナジードリンクでパッと思い浮かぶのは、『レッドブル』『モンスターエナジー』の2つしかないくらい、強力なブランドを築き上げているため、今後も安定した利益を出し続けていくことが期待できます。
また、『モンスターエナジー』の(イケイケな)イメージと違い、負債が非常に少なく、健全な財政状態にあることもモンスター・ビバレッジがお勧めできる理由です。
まとめ:優良株を気楽に買おう
ここまで記事にさせてもらった通り、昨今では(特にアメリカ株は)気軽に超優良な銘柄を1万円以下で買うことができます。
飲み会やら外食をちょっと控えたら、『コカ・コーラ』『スパム』『モンスターエナジー』を生産している企業の株主になれて、定期的に配当金がもらえるわけです。
こんなにわりの良いお金の使い方は滅多にありません。
本ブログでは、投資信託をお勧めするケースが多いですが(筆者も99%投資信託で運用)、この記事で挙げたような『優良で、低額でも投資できる銘柄』であれば、個別株投資もお勧めできます。
なぜなら、個別の銘柄に投資することによって『投資している感(俺はコカ・コーラの株主だぜぇ、感)』を受け取りやすく、
配当金を受け取る際にも『投資している感(投資して儲けたぜぇ、感)』を受け取りやすいため、『投資による喜び』を強く感じることができ、
結果として投資熱が強まり、「もっと節約して元本を作ろう」といった行動につながりやすいためです。
参考記事:投資を趣味にすることで豊かな人生が送れる【楽しみながら稼ごう】
投資信託は『簡単にリスク分散できる』『気軽に投資できる』といったメリットは多くありますが、『投資している感』では個別株投資には遠く及びません。
『投資信託をメインの投資』にし、『個別株投資をちょっとつまむ』といったハイブリッドも良さそうです。
この記事を書きながら、「うーん、コカ・コーラ株買おうかな」と思った筆者(ひょしおんぬ)でしたw
本記事の内容が、本ブログの賢明なる読者達に届けば幸いです。
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