家族でセミリタイア - パパSEの投資ブログ

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【米国株動向】かつて確実に成功していた「配当株投資」は死んだのか?について考察

最終更新日:2020/9/12

 

『長年にわたり、投資においては概ね配当株が非配当株をアウトパフォームするというのが当たり前のことでしたが、今やそうした状況にはありません。』

という文章で始まる、【米国株動向】かつて確実に成功していた「配当株投資」は死んだのか?について考察していきます。

 

『高配当銘柄への投資はむくわれる』と考えている投資家は多くいると思いますが、それが今後も通用するのか、について検討していきます。

 

<目次>

 

かつて確実に成功していた「配当株投資」は死んだのか?

【米国株動向】かつて確実に成功していた「配当株投資」は死んだのか?について考察

ジェレミーシーゲル氏の著書『株式投資の未来』では、長期に渡る実績の調査によって、『高配当銘柄への投資が高いパフォーマンスを生み出す』とされていました。

 

具体的には、1958年~2003年の実績をもちいて、

  • S&P500全体
  • S&P500の中で配当利回りが低いグループ
  • S&P500の中で配当利回りが高いグループ

に1000ドル投資していた場合の2003年時点の資産額を分析したところ、

  • S&P500全体    :130,768ドル
  • 配当利回りが低い : 64,930ドル
  • 配当利回りが高い :462,750ドル

と、圧倒的に高配当銘柄へ投資したリターンが勝っていました。

 

しかし、以下グラフの通り、昨今は低パフォーマンスに悩まされています。

参考記事:【新型コロナウィルス】世界同時株安からの株価の変動を確認【暴落から28週間】

 

というわけで、今後の動向について考察していきます。

 

新型コロナは配当株に深刻な影響を及ぼしている

元記事では

新型コロナウイルスの世界的流行で見られる固有の特徴は、ある種の株式には破壊的影響が及んでいる一方で、他の株式とっては追い風となっていることです。

全体として最も深刻な影響を受けているのが配当株です。

なぜなら、パンデミックに対して最も脆弱なセクターの多くは、配当を支払うことで知られる景気敏感セクターだからです。

 としており、配当株の代表として

  • エネルギー銘柄
  • 金融銘柄
  • 一般消費財(レストラン、小売、娯楽、旅行)銘柄

などを挙げ、

これらの企業の多くは配当の撤廃、削減、または一時停止を余儀なくされています。

と紹介しています。

 

しかし、これら企業とは反対に(元より配当の期待できない)ハイテク株はかなり好調なパフォーマンスを上げています。

(上記グラフのQQQ(NASDAQ100)をご参照ください)

 

この傾向は

「新型コロナが暴れている間だけの話で、コロナが鎮静化したら元に戻るんでしょ?」

と思うかもしれませんが、その考えは間違っているかもしれません。

 

というのも世界一の投資家であるウォーレン・バフェットは、「新型コロナによって世界は変わった」と言い、保有していた航空株を全て売却しました。

関連記事:ウォーレン・バフェットが航空株すべてを売却

 

これは『コロナが鎮静化しても昔のように飛行機による移動をする人は減るだろう』との考えによるものと言えます。

具体的には、コロナがきっかけでリモートワークや家庭内での娯楽が広がり、コロナが鎮静化しても、完全に元に戻るとは考えられないためです。

この傾向は、航空株への影響だけでなく、観光業、レストラン業にも当然ダメージを与えると考えられますので、

  • これら業界に代表される配当銘柄への投資は報われない可能性がある

という結論になります。 

 

さらに、新型コロナに対する経済対策によって、グロース株(業績が大きく成長している銘柄。多くが無配当)には有利な条件が整っています。

 

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低金利はグロース株に有利

現在は、各国が実施している経済対策によって、金利が歴史的な低水準にあり、グロー株にとって有利な状況にあると言えます。

 

それは、

  • 低金利になると、債券の魅力がなくなり、株式にお金があつまる
  • 株価が上昇することによって、配当利回りが低下する
  • 配当利回りの低下によって、配当株の魅力が低下する
  • 元より配当の無いグロース株の魅力が、相対的に高まる

といった理由からです。

 

実際にS&P500のPER(株価収益率:株価の割高を計る指数)は28.7倍と、以下グラフからも分かる通り、かなりの割高にあります。

(2020年7月までのPERの推移)

S&P500 PER

参考記事: 

S&P500は割高?バブル?【過去100年以上の推移を確認】

 

『割高になればなるほど、配当株の魅力は低下し、グロース株の魅力は上昇する』と考えれば、今はまさに『グロース株の時代』と言えるのかもしれません。

 

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まとめ:配当株<グロース株の時代か?

ここまで記事にさせてもらった通り、

  • 現在は配当株にとって不利で、グロース株にとって有利な状況にある

と言えそうです。

 

記事前半でも書いた通り、ジェレミーシーゲル氏の調査によると、

  • 1958年~2003年は高配当銘柄の時代だった

わけですが、

  • 過去10年はグロース株の方が高いリターンを出している

状況にあります。

 

つまり、市場は常に変化を続けているため、

『過去のデータによると○○投資法で高いリターンを出せていた』

という情報があったとしても、それが今後も通用する保証は全くないわけです。

 

現時点ではGAFAMをはじめとするハイテク株に(個人投資家からも)人気が集まり、圧倒的な成績を叩き出しているわけですが、『(個人投資家からも)人気が集まって株価が上がっている』というのは見方によっては『バブル』とも言えます。

 

 こういう時こそ『市場や人々の熱狂』に惑わされることなく、冷静な判断力を持って投資をしていきたいものです。

 

 本記事の内容が、本ブログの賢明なる読者達に届けば幸いです。

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