最終更新日:2020/7/30
機械的に投資できるルールさえ作ってしまえば、大きな資産を手に入れたも同然です。
投資をする上で、一番生涯となるのが”感情”です。
- 暴落した。こわい。投資やめよう。
- 暴落した。今がチャンス。全力投入しよう。
- 暴騰した。暴落がちかい。全部売ろう。
これらは、多くの場合で失敗をまねく原因となります。
それを避けるためには、投資を”ルール化”してしまい、自分の感情に左右されずに投資できるようにしてしまうことです。
本記事では、”インデックス投資をする個人投資家”向けに、”積立投資”以外の投資ルールを作ることによるメリットを紹介させてもらいます。
また、記事後半では、本ブログの筆者ひょしおんぬの投資ルールも後悔させてもらいますので、参考にしていただければと思います。
<目次>
- 投資のルールを作れば資産が急増する
- ”投資のルール”ってなんぞ?
- 大きな資産を手にする為の投資ルール
- ひょしおんぬの投資ルールを元に”漏れなく投資するルール”を公開
- まとめ:ルールがあれば簡単に資産を増やせる
投資のルールを作れば資産が急増する
ほとんどの方が理解できていると思いますが、ただでさえ「難敵そろいの株式市場」にいながらも、感情に左右された行動を取っていては”勝てない”のは当然のことです。
「俺は感情に左右なんかされないから問題ない!」という人もいるとは思いますが、”感情”のやっかいなところは、
- 自分が感情的な行動をしているか、自分では分からない
ことにあります。
よって、「自分は冷静に判断して、適切な売買をしている!」と思っていても、実は感情によって誤った行動を取っている危険性があるわけです。
それを回避するためには、
- ○○が起きたら、○○する
と、”投資のルール”を決めて、それにそって行動する必要があります。
”投資のルール”ってなんぞ?
個別株投資での投資ルールといえば、
- 株価が買い値の〇〇%以上に上昇したら売り
- 株価が買い値の〇〇%以下に下降したら売り
という、買値を基準にしたルールが定番です。
しかし、インデックス投資は”売る”という行為がそもそもほとんどないので、ほとんどの人は”買うルール”だけ定めていると思います。
さらに言うと、”買うルール”もほとんどは
- 毎月〇〇日に○○を定額購入する
という、”ドルコスト平均法での購入”というルールで投資されているかと思います。
※ドルコスト平均法のメリットについては以下記事をご参照ください。
【ドルコスト平均法の効果】大荒れ相場でサラリーマン投資家が活きる【新型コロナウィルス】
が、それだけだと物足りません。
大きな資産を作りたいのであれば、もう1歩踏み込んだルールを作ることをお勧めします。
大きな資産を手にする為の投資ルール
定額の積立投資をするケースでは、”無理のない金額に固定する”場合がほとんどだと思います。
”無理な金額”を、毎月投資するようにしていたら生活がなりたたないわけで、当然ですよね。
が、”金持ち父さん貧乏父さん”に出てくる金持ち父さんに言わせると、
- まず投資しろ(資産を買え)、そのあとに生活費を支払え
となります。
その理由は
- 投資をして生活費がなくなれば、必死に儲けようとするから
- 支払いをしないと、怖い人たちがやってくるから必死にお金を作るから
としています(ひょしおんぬなりに解釈すると、ですがw)
とはいえ、多くのサラリーマンにとって「必死にお金を作らないと生活費も支払えない状況」にまで追い込むのはリスクが高すぎます。
よって、
- 所持金にゆとりが出来たら、それを漏れなく投資するルール
がお勧めです。
というわけで、具体例として「ひょしおんぬが実際に使っているルール」を元に解説させてもらいます。
ひょしおんぬの投資ルールを元に”漏れなく投資するルール”を公開
ひょしおんぬの場合は、
- ドルコスト平均法で毎月30万円の投資
にくわえ、以下のルールを作って運用しています。
- 銀行預金が100万円(生活防衛費)を超えた分は必ず投資する
- 楽天ポイントが1ポイントでもあれば必ず投資する
まずは、前者から。
銀行預金が100万円を超えた分は必ず投資する
生活防衛費を100万円としながらも、「100万円を超えた分を投資する」としているので、クレジットカードの引き落としや、現金の引き出しをすると、”生活防衛費が足りない”状態になります。
(矛盾してますが…)
そうすると、
- 生活防衛費がない。やばい。節約しなきゃ…。
となるわけです。
(ひょしおんぬの場合は「やばい、副業を頑張らないと…」にもなります)
”金持ち父さん”の考えとほとんど同じですが、ボーダーラインを”100万円(生活防衛費)”としているところが、大きな違いです。
このルールにしておけば、予期せぬ問題で収入が減ってしまったとしても、すぐに生活に支障が出ることはありません。
また、ボーナスに代表される、”月収以外の収入”があった場合にも「即投資する」ことになるますので、
- お金があるぜ!ひゃっほー!豪遊したれ!
みたいな災害が起きずに済みます。
が、それだけだとちょっと物足りないので、以下のルールも途中で追加しました。
楽天ポイントが1ポイントでもあれば必ず投資する
ひょしおんぬは、楽天証券で取引しているので、楽天ポイントも投資資金として見ています。
ポイントを投資に使わなかったとしても、基本的には(機関限定ポイントも含めて)、ポイントが消失するような事態になることはないので、「ポイントで投資したからお得だぜ!」ということはありません。
(「現金で投資して、ポイントで買い物する」か「ポイントで投資して、現金で買い物する」かの違いだけなので)
が、ポイントで投資をするときは、
- 必ず1桁切り上げた金額を投資する
というルールにしていますので、投資金額を強制的に大きくすることに役立っています。
例えば、
- 1ポイントあれば、100円だけ投資信託を買う(100円が最小単位なので)
- 30ポイントあれば、100円だけ投資信託を買う
- 800ポイントあれば、1000円だけ投資信託を買う
- 1800ポイントあれば、1万円だけ投資信託を買う
となるルールです。
1回1回は少額ですが、これが地味に効いてきます…。
1000円以上のポイントが手に入ることはチョコチョコとあるので、そのたびに1万円近くの投資をしなければならなくなり、基本的には生活防衛費ギリギリしか銀行口座にないため、ある意味で
- 投資をするたびにピンチにおちいる
ことになります。
それによって、上記でも書いたように
- 生活防衛費がない。やばい。節約しなきゃ…。
につながり、自然と節約することとが出来るようになり、その結果大きな資産を手にすることに成功しています。
まとめ:ルールがあれば簡単に資産を増やせる
ここまで記事にさせてもらった通り、適切なルールさえ準備することが出来れば、「強制的に資産を増やすことができる」と言えます。
投資する金額を、ある程度大きめにしてしまえば、どうしても生活費を削らざるを得なくなり、
- 節約
- 副業などによる収入アップ
に自然と力が入るようになります。
ひょしおんぬは、今回紹介したようなルールを活用することで、41歳でセミリタイアできるレールに乗ることができました。
(”ルール”で”レール”とな…)
投資によって大きな目標(セミリタイアなど)を達成しようと考えている方に”投資のルール化”はお勧めです。
本記事の内容が、本ブログの賢明なる読者達に届けば幸いです。
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