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高配当銘柄が大好きだけど投資対象にはしない【本当は投資したいのよ】

最終更新日:2020/7/29

 

本音をいうと「高配当銘柄への集中投資」が好みですが、

気の迷いが生まれないよう「ひたすら全世界の株式への分散投資」を続けています。

 

色々な投資本を読んできましたが、ジェレミー・シーゲル氏の書いた

株式投資の未来 "永続する会社が本当の利益をもたらす"が、本ブログの筆者ひょしおんぬのバイブル的な存在となっており、そこに記載されている

  • 永続する高配当銘柄への投資によって、大きなリターンが得られる

という過去の調査結果を信用しているため、そこに投資したい気持ちが強くあります。

※詳しくは上記リンクからご参照ください。

 

それでも、ひょしおんぬは「全世界の株式への分散投資」をしていますし、これからもそれを続けるつもりです。

というわけで、本記事ではその理由について語っていきたいと思います。

 

<目次>

 

高配当銘柄が大好きだけど投資対象にはしない

高配当銘柄が大好きだけど投資対象にはしない【本当は投資したいのよ】

ひょしおんぬは「自分の好みや興味」と「投資」を完全に切り離して考えています。

 

「好み」だけで言うと、”ハイテク代表のGAFAM”は大好きですし、

最近トヨタを抜いて、「世界一の時価総額をほこる自動車メーカとなったテスラ」も大好きです。

 

が、どちらも個別に銘柄を保有しているわけではありません。

(テスラの自動車は買おうかと考えたこともありますがw)

 

冒頭で書いたように「高配当銘柄への投資」は、かなり好みで、かつ

  • VYM(アメリカの高配当銘柄へ投資するETF)
  • VIG(アメリカの連続増配当銘柄へ投資するETF)

という、”好みのドンピシャ”と言ってもいい商品もありますが、ほぼ投資していません。

(楽天VYMだけちょっと持っているが放置中)

 

というのも、 

  • 自分の”投資先をえらぶ力”を信用していない
  • 公開されている「高いリターンが期待できる手法」は通用しない

と考えているのもありますが、

  • 好みで選んだ投資先は、いつか好みでなくなるから

と考えているのが大きな理由です。

 

好みや興味は時と共に変化する

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インデックス投資で成功するための鉄則のひとつとして

  • コロコロ投資先を変えない

というものがあります。

 

しかし、自分の好みで投資先を選んでしまうと、コロコロと投資先を変えてしまうことになり、それによって、リターンを減らすこととなってしまいかねません。

 

基本的に「投資先として好き」とういのは、

  • 「過去実績の分析」や「将来の業績予想」をしたかぎり、高いリターンが期待できるから好き

との考えが元になっていると考えられます。

(儲ける為に投資しているので当然ですよね)

 

しかし、過去に高いリターンをはじきだしていた銘柄が、「自分が買ったとたんに低迷しだした」という経験は、多くの投資家がしているかと思います。

 

そんな事態に遭遇すれば、

  • 高いリターンが期待できるから好き

だったのが

  • 低いリターンしか得られないから嫌い

となってしまいます。

 

つまり、「好みで投資先を選ぶ」としていた場合、期待を裏切られることによって「自分の投資先のことが嫌いになる」といった事態が起きてしまい、

それによって「いま好きな投資先に乗り換える」という、インデックス投資で最もやってはいけない行動を引き起こしてしまう危険性があります。 

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投資をしていると、

  • 過去の調査をした結果、小型株への投資が高いリターンだった
  • IPO投資で高いリターンが得られることが分かっている
  • ファンダメンタルズ的に割安となっている銘柄への投資が吉だ
  • 社名に”ドットコム”や”トロニクス”のついている企業が来る
  • アメリカ株いったく!

などなど、「〇〇すれば高いリターンが期待できる」という新しい情報が、バンバンどんどんグングン入ってきます。

 

鉄の意志を持っている投資家であったとしても、自分の周りにいる99%の投資家が「○○への投資で高いリターンが期待できるらしいぜ!」と言い出し、

実際にその「○○への投資」で高いリターンが(短期間でも)得られているのを目にしたら、「○○への投資もいいかもしれない…」「○○さん、好きっ…」と、洗脳されてしまう可能性が高いです。

(こうやって広く洗脳されていった末に起こるのが”バブル”です)

 

よって、「自分の好き」と「投資先」を直結させてしまうと、投資先をコロコロと入れ変えてしまうこととなり、リターンを減らすこととなりかねません。

 

ひょしおんぬは、それを回避するために「好きでも嫌いでもない投資先」への投資をしています。

 

全世界の株式に分散投資は無難&無難&無難

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ひょしおんんは、ほとんどの資産を「全世界の株式へ分散投資する投資信託」に投資しています。

 

正直に言って

  • ”全世界株式への投資”は、インデックス投資の中でも最もつまらない

と思っています。

 

”超分散投資”をしているので、どこの企業が成長しようとも、どこの国が成長しようとも、あんまり関係ないからです。

 

よって、ひょしおんぬの中で”全世界株式への投資”は「好きでもないけど、嫌いでもない」というポジションにあります。

 

しかし、それがいい。

 

「好きだった(期待していた)」わけじゃないから、「期待を裏切られる(嫌いになる)」ことはなく、「好みの偏差値50」をずっとキープし続けています。

 

ゆえに、新しく「○○への投資で儲かるらしいぜ!」という情報がいたるところから入ってきても、「私は50点でいいですぅ」と今まで通りのスタンスを崩すことなく投資が続けられます。

(最近だとアメリカ株ブームを感じます)

 

この投資方法だと、確かに”面白味”には欠けるかもしれませんが、ひょしおんぬ(というか多くの人)の投資による最大の目的は

  • 資産を増やすこと

であることは明白であるため、”面白味”なんかよりも「ちゃくちゃくと資産を増やすこと」を最優先に考えているため、何の問題もありません。

(とはいえ、楽しんでますけどw)

 

まとめ:「自分の好み」と「投資先」は別に考えた方がいいのでは?

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ここまで、ひょしおんぬの個人的考えを記事にさせてもらいました。

読者の皆様方の参考になれば幸いです。

 

とはいえ、ここらへんは結局”ひとそれぞれ”で、「面白みがないと投資が続かない!」という人は自分の興味ある投資先へも投資するべきだと思いますし、

実際にひょしおんぬも、全資産の5%くらいは

  • グローバル3倍3分法ファンド
  • eMAXIS Slime 全世界株式(3地域均等)

という、”ちょっと色物(とはいえ全世界分散)”に投資して楽しんでいます。

 

中には

  • 仮想通貨でジェットコースターを楽しむ
  • FXで日々トレードしてドキドキする

という遊び方をしている人もいるでしょうし、その人たちのことを否定するつもりは一切ありません。

 

ただし、それら”お遊び”への投資は、

  • 一定の割合以下(例えば全資産の10%以下とか)に抑えておく

といったルールを設けておき、資産の多くは

  • 無難にリターンを得られる投資先

に振っておくことが、個人投資家にとってのベストではないかと思います。

 

投資に限ったことではありませんが、

  • お遊びはほどほどに
  • 本筋を見失わないように
  • ただし楽しみつつ

自分にとっての”適切なバランス”を見つけていきたいものですね。

 

 本記事の内容が、本ブログの賢明なる読者達に届けば幸いです。

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