最終更新日:2020/7/9
子供へのお金の教育について個人的意見を語っていきます。
本ブログの筆者ひょしおんぬは3歳半の娘がいますが、可能な限り早くからお金の教育をしていきたいと考えています。
「お金が全てだ」 と言うつもりは一切ありませんが、”お金”の扱い方を誤ると人生の道を踏み外してしまう危険性はあります。
よって、
- お金の使い方
- お金の手に入れ方
- お金の増やし方
について、しっかりと理解してもらいたいと思っています。
<目次>
子供へのお金の教育をどうするべきか【お金の使い方・手に入れ方】
まずは、「お金を手に要れる方法」についてです。
基本的に、お金を手に要れるためには、以下の方法が考えられます。
- 労働(時間を売って儲ける)
- 労働(好きなことをして儲ける)
- 投資する
- 投資される(クラウドファンディング的な)
これを全て子供にも経験させ、理解してもらいたいと考えています。
労働(時間を売って儲ける)
まず最初の「労働(時間を売って儲ける)」についての教育です。
これは「やりたくないけど、やれば儲かること」と定義しています。
具体的にどのように教育するかと言うと、
「”掃除”や”洗濯”といった多くの子供が嫌がる作業をすれば、お小遣いをあげる」
といったことをルール化し、「自分の時間を犠牲にしてお金を手に入れられる」ことを理解してもらいます。
現代お金を稼いでいる人のほとんどの手段がこれですので、これを理解してもらわないわけにはいきません。
ただし、これだけやらせると「お金を稼ぐためには、嫌なことをしないといけない」という誤った概念が出来てしまうので、次にあげるような労働も考えています。
労働(好きなことをして儲ける)
「好きなことをしていたらお金儲けができた」という経験も子供にさせたいと考えています。
たとえば、スポーツが好きな子であれば、「親と一緒に走る機会を作る(ランニングのコーチ的な)」といったことで、親のダイエットや健康維持に貢献してくれれば、お金を支払ったり。
読書が好きな子であれば、「読んだ本を要約して伝える」ことで、親が短時間で本の内容を理解できれば、お金を支払う。
といったことが考えられます。
ただし、これは一歩間違うと、何事も、誰に対しても「〇〇してあげたんだからお金ちょうだいよ」という態度を生みかねないので、あくまで「家庭内で定期的なお小遣いを支払う代わり」ということはしっかり理解させておく必要があります。
ここは賛否両論ありそうですが、 「辛いことをしたらお金がもらえるんだ!」とならないことが重要だと考えています。
そして、「自分の力でお金を稼ぐ」といことが理解できた後に、”投資”についても教育していく必要があります。
投資する
ひょしおんぬの子供時代は、「定期預金で年利5%の利息」がついていた時代もあったので、「お金を預けておくことで増える喜び」を簡単に実感できました。
(実際に通帳を見て喜んでいた記憶があります)
しかし、昨今では銀行預金にそんな金利は付かず、かといって株式投資でリターンを得る為には長期間が必要となる可能性があります。
よって、
- 家族銀行
- 家族株式
を仮に作って、そのどちらかでお小遣いを管理させるように、と考えています。
家族銀行に預ければ、必ず月利0.2%の利息が受け取れ、
家族株式に投資すれば、月利マイナス1~プラス2%のリターンがランダムで発生し、また毎月1%の確率で暴落(マイナス30%) or 暴騰(プラス30%)が発生します。
これによって「お金を増やすためにはリスクを負わなければならない」ということを、身をもって理解してもらます。
これは、子供が自力でお金を稼ぐようになった後に、必ず役立つ経験になるはずです。
また、お金を手に要れるための手段をして、忘れてはいけないのが「投資される」です。
投資される
今後は、今以上に「投資される」スキルが大切になってくるような気がします。
昨今ではクラウドファンディングで容易にお金集めが出来るようになっていることからも分かる通り、”お金を必要としている人”を”お金を提供できる人”が簡単に見つけられるようになっています。
そして「投資してもらう」には「投資してもらうだけの価値があること」を、投資家に理解してもらうスキルが必須です。
そのスキルを身に着けさせるために、我が家では「子供が欲しいと思う高額のもの」を購入する際には、審議制にしたいと感がえています。
例えば、子供が「留学したい」と考えているのであれば、子供自身が
- 留学によるメリット
を考えて、それを親にプレゼンして納得させることができれば、必要なお金を手に要れることが可能となります。
これは、親が納得しやすい”教育”などに限った話ではなく、”おもちゃやゲーム”になどについても同様です。
この場合、「おもちゃやゲームを手に要れることによるメリット」だけでなく、例えば、
- 1日1時間までしかゲームしません
- 何時以降は遊びません
- 宿題や片づけを終わらせるまで遊びません
といった、条件付けを上手くすることで、親を納得させられる可能性がグンとアップしますし、
- どうしても遊びたい理由
だけを熱くプレゼンしてもいいと思います。
こういった提案は、小さな子供では難しいため、当面の間はプレゼンの方法を親が教育し、年を重ねるごとに親からのアドバイスがよりハイレベルになっていく方向で考えています。
まとめ:子供にお金の教育をするのは親の役目
ここまで記事にさせてもらった通り、ひょしおんぬは子供へのお金の教育を、実体験をメインに行っていくつもりです。
2022年から高校教育で「金融教育」が始まる予定ですが、高校からではあまりにも遅いです。
よって、親の責任でしっかりとお金の教育をしていく必要があります。
とはいえ、まだ机上の空論であるため、実際にお金の教育をしている方などから、 「自分はこうしているよ!」というコメントを頂けると嬉しいです。
いずれにせよ、「自分の子供」には「親よりもお金に振り回されない人生」を歩んでもらいたいものです。
本記事の内容が、本ブログの賢明なる読者達に届けば幸いです。
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それではまた