最終更新日:2020/6/3
ウォーレン・バフェットも「世界は変わった」と言っている通り、今までの戦略が通用しない時代がきています。
新型コロナウィルスのパンデミックによって「今まで安定的に利益を上げられていた事業」の将来が危ぶまれる状況になってきました。
例えば、
- 鉄道
- 航空
- 外食
- アパレル
といった、産業が今後長期に渡って利益が減少すると見込まれています。
しかし、逆に増収になると予想される産業も存在しており、代表的なところとして
- 通信
- 製薬
- (自宅向け)家具・家電
- ゲーム制作
- システム開発
が挙げられます。
そして「The Motoley Fool」より「【米国株動向】在宅関連で見落とされているトップハイテク株」というタイトルで記事が公開されていたので紹介させてもらいます。
【米国株】在宅勤務拡大による増収が見落とされている株
「The Motoley Fool」では以下記事を公開しており、
「チャットやメール・電話等の対応をする業界」に向けたクラウドソフトウェアを提供する企業「ファイブナイン(NASDAQ:FIVN)」を、”小規模ながら急成長を見落とされている企業”として紹介しています。
ファイブナインはリモートワークを支援する企業で、サブスクリプションモデル(月額課金)によって多くの利益を上げており、1-3月期の売り上げは前年同月比28%増と急増しています。
サブスクリプションよるリモートワークが増加することによる影響
現時点では「新型コロナ対策の為にリモートワークを導入している」という状況ですが、一度リモートワークを導入して「問題ない」という実績ができれば、「新型コロナ鎮静後」も、引き続きリモートワークの需要はあると見込まれます。
というのも、多くの従業員にとってリモートワークが「ワークライフバランスの向上」に絶大な効果が期待できるだけでなく、企業側にも以下のようなメリットがあります。
- 出張・通勤費削減
- オフィスの維持費削減
- 従業員の体調・メンタルヘルスの向上
- 遠隔にいる優秀な人材の採用
- など…
サブスクリプションを利用し、リモートワーク環境をいったん整えたのであれば、それ以降の継続は大きな費用を必要とせず、上記に挙げたようなメリットを受け続けることが可能となります。
また、従業員側からも「リモートワークで問題なかったんだから続けさせろ!」という声は間違いなく上がります。
(ひょしおんぬも上げますよ!)
よって、「リモートワークの需要は継続」することが予想され、「リモートワーク関連企業は、安定して利益を上げられる」こととなります。
このように、新型コロナによって過渡期である現在は「これから増収になるであろう企業」を探すことで、大きな利益を上げられるチャンスにあります。
増収になる企業の探し方
「業界別影響分析の予想」は、以下zenoBrainのサイト等で確認できます。
しかし、これら情報は「新型コロナウィルスによる影響の予想」であって、「新型コロナウィルスによって、世界が変わった後の影響」ではありません。
具体的には、最も減益になると予想されている自動車産業ですが、その理由は
- 外出自粛による自動車の販売台数低下
ですが、「コロナ後の世界」や「withコロナの世界」を想像すると
- 公共交通機関を避ける人々による需要増
となることも考えられます。
さらに続けると、
- 自動車台数の増大(排ガスの量増加)によって環境意識が高まる
- 国が環境保護事業に補助金を投入
- 電池メーカや再生可能エネルギー産業が潤う
- 逆に旧来のエネルギー産業(原油産業など)は衰退する
といったことも考えられます。
と、これはただの妄想ですが、このように数歩先を正確に読むことができれば、将来大きな利益を手にすることが可能かもしれません。
とはいえ、「自分が関わっていない業界」の予想をすることは容易ではないので、まずは「自分が勤めている業界やその周り」の将来をじっくり想像してみることをお勧めします。
意外とコロナによる影響が出てくるかもしれませんよ。
まとめ:新型コロナウィルスによる過渡期の今はチャンス!
ここまで記事にさせてもらった通り、新型コロナによって世界が変わりつつあります。
すなわち「変わった後の世界で繁栄する企業・業界」を見つけることが出来れば、大きな利益を手にいれられることになります。
とはいえ、将来を予想することが困難であることは間違いありませんので、手を出すのは「自分が細部まで知っている業界」にまでとどめておいた方が無難かもしれません。
なお、ひょしおんぬは「未来を予想することを諦めている」ため、今のような状況にあろうとも、たんたんと全世界分散投資を継続していくだけです。
読者の皆様が「これから反映するであろう産業」に詳しく、「未来を予想する能力」が秀でていることに期待します。
本記事の内容が、本ブログの賢明なる読者達に届けば幸いです。
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それではまた