最終更新日:2020/4/5
ウォーレン・バフェットが代表を務めるバークシャー・ハサウェイがデルタ航空株を一部売却したと4/3発表しました。
新型コロナウィルスによる暴落が始まった2月下旬には、デルタ航空株を買い増ししており「航空株は売らない」とコメントしていのにも関わらず、短期間で方向転換をしました。
企業価値を重視し「長期に渡って株を保有する」という戦略を取っているウォーレン・バフェットにとっては、異例の行動と言えそうです。
<目次>
ウォーレン・バフェットのバークシャーがデルタ航空株を一部売却
バークシャー・ハサウェイはデルタ航空の筆頭株主で、2月下旬時点ではデルタ航空株の11%を保有していましたが、4/3時点では9%まで減少しています。
デルタ航空株は、ウォーレン・バフェットが買い増しした2月下旬は50ドル近くありましたが、4/3時点のデルタ航空の株価は22.48ドルとなっており、バークシャー・ハサウェイは今回の取引で大きな損失をこうむりました。
現時点でウォーレン・バフェットはデルタ航空株を売却した理由は述べていませんが、「投資の神様」とさえ呼ばれるウォーレン・バフェットですら、今回の新型コロナウィルスによる影響を読み違えたのだと思われます。
ウォーレン・バフェットの行動を参考にしている人への影響が心配
世の中には、ウォーレン・バフェットの行動を参考にしている投資家が数多く存在しています。
その投資家達が「ウォーレン・バフェットが読み違えてデルタ航空を売った」と知った際にどう考えるでしょうか。
中には「やばい!」と思って、保有株を一気に売り出す投資家も出てくるかもしれません。
ウォーレン・バフェットによるデルタ航空株の売却が、そういった行動(ろうばい売り)を呼び、それが株価下落を招き、さらなるろうばい売りを招く。
といった事態が起こらないとも言い切れず、これからの株価の動向に注視する必要がありそうです。
現在はウォーレン・バフェットですら読み違う相場
さて、現在は「投資の神様」とも呼ばれるウォーレン・バフェットですら読み違う相場となっています。
その相場であなたはどう行動しますか?
- 株価の下落は終わったと予想して全力買いをする
- さらなる暴落を予想していったん株を売却する
といった行動を取ることは簡単ですが、自信を持って「この判断が正しい」と言えないのであれば、相場を読んでの行動は控えることをお勧めします。
ただし、あなたが「世界一の投資家と言われるウォーレン・バフェット」を超える投資センスを持っているのであれば別です。
ひょしおんぬは当然そんなセンスを持ち合わせてはいないので、「新型コロナウィルスによる暴落が発生する前に取り決めたルール」を守り、タンタンと積立投資をしていくことにします。
本記事の内容が、本ブログの賢明なる読者達に届けば幸いです。
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それではまた