最終更新日:2020/4/3
SEの待遇が大きく向上しつつあります。
本記事では自己紹介もかねて、SE歴19年のスパコンSEが人気職種になりつつあるSEのリアルな年収を公開します。
まずは、私の実際の年収推移を記載します。
- 20歳:250万円
- 25歳:350万→500万円(転職して大幅アップ!)
- 30歳:600万円
- 35歳:700万円
各年代の具体的な状況は下に続きます。
スパコンSE@現役SEのリアル年収&状況を大公開
- 20歳:IT系専門学校を卒業し、東証一部上場のIT企業に入社(大学行ってないよ!)
- 20歳~24歳:下請けの下請けとして某メーカでシステム保守要員として勤務。ストレスから嘔吐体質を手に入れる。
- 24歳:東証一部上場の「SEも居る企業」に転職。業務難易度は同程度ながら年収が大幅アップ。
- 24歳~27歳:「設計2割、プログラミング8割程度」のアプリ開発業務(C言語)を担当。昼食を食べるのが面倒になる。
- 27歳~36歳:何故かITインフラ系エンジニアになった。たまに人生を諦めかける。
- 36歳:私生活よりも仕事を優先してきたため、仕事がイヤになる。昇給を捨てる代わりに楽な仕事をやらせるよう大暴れする。
- 36歳~:「設計4割」「プログラミング3割」「色々3割」のアプリ開発担当に逆戻り。大したスキルはないものの、幅広い経験のせいで色々なことをやらされる。
こんな感じで、節操のない業務経験ですが、35歳から700万円程度はもらえています。
体感では「一般的なSEよりはちょっといいかな?」くらいの収入かと思います。
なお、転職を除いて5年で100万円ずつ年収が上昇していますが、これからは減速し、(現在39歳)40歳で800万円には到達したとしても、そこからの上昇は難易度が上昇することになります。
そして、この程度の収入で良ければ、誰でもSEとなれる状況になりつつあります。
IT業界はSEの人手不足
IT業界は完全に人手不足で、うちの会社も新卒・中途(ほぼ未経験者や50歳過ぎのエンジニアでも)に限らず、ここ10年程はとにかく人をかき集めています。
(転職サイトに登録していますが、実際に良い求人がゴロゴロしています)
「より良い待遇を求めているSE」や「SEになりたい」と考えている人はチャンスな時代と言えます。
20代であれば、ほぼ未経験者でも採用される可能性は十分にあり、30代でも趣味程度の開発経験があれば、重宝されると考えられます。
また、これからは在宅勤務が広がっていく業界だと予想されますので、ワークライフバランスを重視したい人にとってもお勧めできます。
SEはAIに代替される職業ではない
SEはAIの発展以降もまだま必要とされる職種です。
「AIを広げていこう」というプロジェクトも間近で見ていますが、正直「かなり限定した作業しかできない」という感想を持っています。
SEが行う「人間(お客さん)の脳みそから、本当に求めているものを抜き出す」という業務は、現時点のAIには到底不可能です。
また、(現時点では)結局のところAIを効果的に動かす為には人間によるプログラム構築が必須ですので、開発者としてのSEもまだまだ必要です。
よって、SEはこれからも長い期間に渡って仕事がなくならない職業と言えそうです。
SEはおすすめの職業です(年収も悪くない)
以上のことから、SEはこれから需要がより増していく職業と言えそうです。
実際に自動車メーカのITエンジニアの求人はここ数年で急激に増えています。
(記憶が確かなら、10年で3倍程度の増えているとここと)
そして、「需要が増す & SE不足」ということは「待遇(給与)も良くなっていく」ということです(実際良くなってきています)
一時期は「SE=ブラック」と言われており、実際そんな時代もありましたが、「働き方改革」が叫ばれだしてから、そんな企業は淘汰されつつあります。
SE仲間になりませんか?
なお、私は転職エージェントに登録し、SEの求人情報を展開してもらえるよう、お願いしています。
転職する意思が強いわけではありませんが「いい求人があれば」教えてもらえるようにしています。
そして運よく「お宝な転職情報」が転がってきたら転職を検討しようと思っています。
(転職市場から景気動向も読む事ができるというメリットも狙っていますが)
世の求人情報を見ないと「自分の待遇」が良いのか悪いのかも判断がつきません。
自身の実力に見合った待遇を手に入れることは、何よりも大切なことです。
会社に能力を搾取されないように転職市場の動向について理解しておきましょう。
興味があれば、まずは勉強をして「自宅でできる仕事」を探すことをお勧めします。
もう「会社へ働きへ出る」というのは時代遅れになっていくのかもしれませんね…。
なお、私は新型コロナの影響で在宅勤務を続けています。
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と、以前書きましたが、いまでは下の記事のようなことも考えています。
なにが正解なのかは分かりませんが、「職業」という生涯を左右するかもしれない重要な要素を、一時のブーム的なモノに押されて決めてしまわないようご注意ください。
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平凡なサラリーマンがセミリタイアする方法をまとめてあります。
その気にさえなれば誰にでもセミリタイアできることが理解頂けるはずです。
それではまた