最終更新日:2020/3/21
今週1週間の投資・経済関連のニュースの中から、「あまり拡散されていないが個人的に気になったニュース」を取り上げていきます。
該当のニュースは、ひょしおんぬのTwitte上でのつぶやきと共に、補足説明を入れて解説していきます。
1週間の投資・経済ニュースをおさらい
中国で賃金カットが広がりつつあります
— ひょしおんぬ@投資ブロガー (@hyoshionnu) 2020年3月13日
新型コロナウィルスによる経営悪化が理由です
最も早く影響が出たのが中国であるのとから、この流れが世界的に広がらないことを願います
しかし、なぜ中国株は世界的に見ても株価を下げとらのじゃい!
株価を読むのは難しいですなぁ…
まさに「中国らしい」ニュースで、他国ではなかなか許されないことが起きています。
とはいえ、どの国でも経済の悪化は避けられず、賃金カットはされないにしても、雇用そのものを解かれる恐れは十分に考えられます。
米の大手金融機関であるモルガンスタンレーが「市場は底を打とうとしている」と発言しています
— ひょしおんぬ@投資ブロガー (@hyoshionnu) 2020年3月16日
この発言の真意は
・モルガンが発言通りに考えている
・株価下落がモルガンにとって不都合(買って株価を上げて欲しい)
のどちらかでしょうが、どちらにせよ積立投資家はコツコツと買い続けるだけです
世間では様々な予想が飛び交っています。
モルガンスタンレーのような世界的な金融機関の発言であることから、信憑性があるようにも思えます。
しかしモルガンスタンレーについて忘れてはいけないのは
「リーマンショック時にモルガンスタンレーは破綻しかけた」
ということです。そんな金融機関の発言を…?
(ちなみに三菱UFJフィナンシャルグループからの1兆円近い出資によって助けられました)
昨今の株価暴落よる年金運用への不安が報道されています
— ひょしおんぬ@投資ブロガー (@hyoshionnu) 2020年3月17日
が全く心配いりません
・既に莫大な利益を上げていること
・無難な投資をしておりこの程度では大した損失が出ないであろうこと
・むしろ将来の年金を増やすチャンスであること
を世の中にもっと知ってもらいたい…https://t.co/hrkNq4gFr4
相変わらずマスコミは年金叩きが好きなようです。
年金は、リンク先の記事にある通り「大きな利益を出しており」かつ「資産の半分が債券」というディフェンシブな投資をしているため、この程度の下落では運用益がマイナスになることはありません。
日本国民はマスコミが報道する「運用による短期的なマイナス」に惑わされないようにする必要があります。
欧州で大手自動車メーカーの操業停止が発表されています
— ひょしおんぬ@投資ブロガー (@hyoshionnu) 2020年3月17日
対象はトヨタやVWなど
自動車の生産が停止するということは、自動車メーカーのみのダメージに留まりません
自動車メーカへ部品を卸している中小の部品メーカーへも大きなダメージが発生します
これら中小企業に十分な蓄えがある事に期待です
大企業の多くはある程度の現金を所有しており、有事の際(収益が減少)にも自力で乗り越えることが可能ですが、大企業を支える中小企業がそうとは限りません。
そして、経済危機はいつも「小さな問題」がきっかけで、大きな問題へと発展していきます。
ベネズエラがIMFに金融支援を要請すると発表しました
— ひょしおんぬ@投資ブロガー (@hyoshionnu) 2020年3月18日
ベネズエラの左派はIMFに対して友好的ではなかった為、まさかの要請です
それほど経済が崩壊の危機に瀕しているという証拠とも言えそうです
なお、IMFへ要請した書簡はツイッターで公開されています
ツイッターって、そんなもんかいなw
ベネズエラが経済的危機にあります。
話はそれますが、新型コロナウィルスの対策でベネズエラの国立銀行が閉鎖した後に、ビットコインの取引量が急増したようです。
「銀行は信用ならないから仮想通貨を使おう」と流れが一部で起きているようです。
ちょっと意外かな…。
先週末時点で信用取引で買った株の評価損益率がマイナス31.0%と、先週の20.4%から急激に悪化しています
— ひょしおんぬ@投資ブロガー (@hyoshionnu) 2020年3月18日
今週に入っても下げは止まらず、このままいくと追証に苦しめられる投資家が増えてくることになります
そして余剰資金がない投資家は株を手放さざるをえず、さらに株価が暴落するというループに…
「追証」という単語を見ると、自分のリーマンショック時の経験を思い出します。
同じ苦しみを味わう人が発生しないことを祈ります…。
今のようなジェットコースター相場での信用取引は、ただのギャンブルです。
厚生労働省は新型コロナウィルス対策の臨時休業に伴い、仕事を休んだ保護者への助成金受付が開始しました
— ひょしおんぬ@投資ブロガー (@hyoshionnu) 2020年3月18日
上限は日額8330円で、フリーランスの場合は4100円になります
企業勤めの方は企業が申請からの申請になりますが、フリーランスは自ら申請する必要があります
皆さん!漏れなく申請するように!
ニュース等では大きく取り上げられていない気がしますが、助成金の申請が始まっています。
対象の方は漏れなく申請しましょう! もっと広がれー!!
国際労働機関は新型コロナウィルスの影響で、失業者が世界で最大2500万人発生するとの予想を発表しました
— ひょしおんぬ@投資ブロガー (@hyoshionnu) 2020年3月19日
この失業者数はリーマンショック時の2200万人を超えており、影響の大きさが分かります
もしリーマンショックを超える経済ダメージが発生すれば、株価は最大で50%以上下落すると考えられます
この数値をそのまま信じることは出来ませんが、この程度のダメージは覚悟しておきましょう。
まだまだ新型コロナウィルスの先行きは不透明です。
最悪のケースを想定しておき、大暴落にもある程度耐えられるよう「心の準備」をしておきましょう。
アメリカ政府が5000億ドルもの現金給付枠を検討していることが明らかになりました
— ひょしおんぬ@投資ブロガー (@hyoshionnu) 2020年3月20日
給付先を3億人と仮定すると、一人当たり1700ドル(20万円近く)にもなる金額です
それが必ず景気好転に役立つという保証はありませんが、思い切った案であることは間違いありません
…というか、
うらやましい!!
この後に確認したところ、
- 大人一人:1200ドル(約13万円)
- 子供一人:500ドル(5万5千円)
で、調整中とのこと。
日本ではこんな金額は考えられませんね。シンプルに羨ましい!
とはいえ、これで経済が好転するかどうかはやってみないと分かりませんが…。
衆院の本会議で「70歳までの就労機会の確保」を努力義務とする改定案が、与野党の賛成多数で可決されました
— ひょしおんぬ@投資ブロガー (@hyoshionnu) 2020年3月20日
これが当たり前になれば
・30歳の人は後40年労働
・50歳の人でも後20年労働
することになります
もし今の仕事が好きではないのなら、そんな長期間耐えられますか?
レッツセミリタイア !
「いつかは」とは思っていましたが、ついにきました。
とはいえ「70歳まで働け!」というわけではないので、このニュースを見てどうするかは個人の自由です。
なお、ひょしおんぬは近いうちにセミリタイアして悠々自適の生活を送る予定です。
70歳まで働く人は是非とも頑張ってください!
まとめ
今週もやはりコロナウィルス関連のニュースばかりでした。
「新型コロナウィルスによる株価暴落」は投資家にとって有利と働く可能性も大いにありますが、「新型コロナウィルス」そのものは早いところ鎮静化してもらいたいものです。
また、今週は「〇〇で感染者が急増」といったネガティブなニュースばかりでなく、「○○で対策を検討」といった前向きなニュースが増えてきました。
ネガティブな事ばかり考えたところで事態が好転するわけでもないので、可能な限りポジティブなニュースに目を向けて前向きにいきましょう!
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その気にさえなれば誰にでもセミリタイアできることが理解頂けるはずです。
それではまた