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【新型肺炎 vs SARS】世界同時株安の今後を予想【過去の株価を覗く】

最終更新日:2020/2/29

 

世界同時株安が進行しています。

 

「新型肺炎による経済へのダメージを懸念しての株安」との記事をよく見ますが、本当にそうでしょうか?

また「歴史的暴落」とも聞きますが、本当にそうでしょうか?

 

新型肺炎が「きっかけ」であったことに異存はありませんが、元より高騰していた株価がいったん落ち着いただけのようにも見えます。

 

本記事では以下2点に焦点を当てて、現状を冷静に分析してみようと思います。

  • 過去の株価の推移を参考に検証
  • SARS感染症の流行時と比較

 

 【新型肺炎】世界同時株安の今後を予想【過去の数値は嘘をつかない】

 【新型肺炎】世界同時株安の今後を予想【過去の数値は嘘をつかない】

さっそくですが、「世界同時株安」とのことなので、世界全体の株価の指標であるMSCI-ACWIを基準とする投資信託の推移を見てみます。

(世界平均の株価の推移と思ってください)

 

まずは過去10年の推移から。

 【新型肺炎】世界同時株安の今後を予想【過去の数値は嘘をつかない】

※2020年2月28日時点の209,709ポイントに合わせて赤線を引いてあります。

 

グラフの通りですが、過去10年の推移をみると直近1週間の株価の下落程度では、さほど気にならないレベルに映ります。

 

今回の下落があっても、しっかり右肩上がりトレンドが続いているように見えますし、今回程度の下落は何度も発生していることが分かります。

 

また「10年だと長すぎる」との意見もあるかもしれませんので、「直近2年」にフォーカスしたグラフも載せます。

 

新型肺炎による直近2年の株価推移

※上記グラフ同様に2020年2月28日時点の209,709ポイントに合わせて赤線を引いてあります。

 

結構下げているように見えますが、2019年9月時点の株価と同程度の水準にしか下がっていないことがよく分かります。

 

ここ1週間で「暴落じゃ!この世の終わりの始まりぞ!」という勢いで、株価の下落を取り扱うニュースが報道されていますが、実際は「株価が5か月分戻っただけ」です。

 

よって、個人的には「直近5か月の異常な株高の調整」で値を下げているだけなのではないかと勝手に想像しています。

 

というのも、2019年9月頃と今回の下落前(2月21日時点)を比較すると、15%以上株価が上昇しています。

世界全体の株価は「年間5%程度上昇すれば安泰」くらいのレベルであるのにも関わらずです。

 

よって、短期的にはそこそこの下落をしていますが、焦点を広げて見ると大した事態ではないことが分かります。

 

また「短期的下落」という目線で見ても、およそ1年ほど前にはもっと大きな下落をしています。

 

 2018年末にはもっと株価を下げていた。

2年間の推移をみると「2018年末から2019年初」が極端に低い株価となっていますが、この時に株価が下落していたことを覚えている方はいますか?

 

この時には20%程度の下落を記録しましたが、ひょしおんぬは薄っすらとしか記憶になく「何で下げたんだっけ?」レベルでしか覚えていません。

(ちなみに、今回の世界同時株安ではMSCI ACWIは12%程度の下落しかしていないません)

 

「たった1年前」の「新型肺炎の下落(2020年2月24日~28日)よりも大きな下落」であるにも関わらず、です。

 

 

下落に直面している間は結構焦ってしまうかもしれませんが、数か月もすればすっかり忘れてしまいます。

 

 

よって、今回の世界同時株安も数か月後には忘れられてしまうのかもしれません。

(新型肺炎そのものは忘れられないでしょうが・・・)

 

ただし現時点で新型肺炎の終息への道筋は見えておらず、新型肺炎による影響がどの程度続くのか・どの程度大きくなるのか予想することは困難であるため、とりあえず過去の類似例である「SARS」発生時を振り返ってみようと思います。

 

 今回の世界同時株安とSARS流行時の状況を比較

 SARS感染症との比較

 SARSとは、新型肺炎同様にコロナウィルスが原因のウィルス性疾患で、2002年から2003年にかけて中国南部で流行した感染症で、当時も「新型肺炎」と呼ばれていました。

(これ以降「新型肺炎」と書くものは2019年より流行している新型肺炎を指します)

 

SARSと現在の新型肺炎を比較すると、以下のような感じになります。

※()内は新型肺炎の数値

  • 2002年11月~2003年7月に9か月間流行(発生から3か月ほど)
  • 患者数:8,096人(約80,000人)
  • 死者数:774人(約3,000人)
  • 致死率:9.6%(約3%)

 ※日本だけでみた致死率は約1%

 

見ての通り、新型肺炎は致死率が低いものの、短期間でSARS以上の患者へ感染しており、伝染スピードが非常に高いことが分かります。

(1/3の期間で10倍以上の人へ感染)

 

また、SARSは感染が比較的ゆるやかであったにも関わらず、収束まで9か月を要しました。

 

しかし新型肺炎は、SARSに比べて短期間で感染が拡大しており、現時点で8万人を超える感染者が見つかっていることから、SARSより感染を抑えることが難しく、これからも長期間に渡って新型肺炎の流行が続く可能性があります。

(専門家ではないので、完全に個人的意見ですが)

 

そして、これからの新型肺炎の動向によって、株価がさらに下落をするか、それとも上昇に転じるかが決まりますので、まずはSARS発生時の株価推移を確認します。

 

SARS発生時の株価への影響は

SARSの発生時は株価への影響は限定的で、日経平均は一時的に10%の下落をしましたが、すぐ元の値に戻しました。

 

今回の新型肺炎とSARSは規模が違うため、簡単に比較することはできませんが、今のペースで感染が広がれば、(一時的ではあるかもしれませんが)SARSの時以上に株価を下げることとなりそうです。

 

しかし以下のツイッターでもつぶやいた通り、 新型肺炎に対する対策を本格化していっていますので、その結果によっては急速に収束する可能性もあります。

 

いずれにせよ専門家の間でも意見が割れている現状では、今後の予想をして投資することはギャンブルと同様です。

 

よって、一般投資家にできることは、

  • 「今がチャンス!」と買い急ぐ
  • 「暴落の前に逃げ切ろう!」と売りに走る

 といったことをせず、冷静に市場を見つめることしかなさそうです。

 

また、ドルコスト平均法での投資をしている方は、引き続き淡々と定額を投資し続けることで安値買いが可能となります。

 

よって、慌てることなく「今まで通りのスタンスを貫き通す」ことが一般投資家にとって賢明な選択と言えそうです。

 

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その気にさえなれば誰にでもセミリタイアできることが理解頂けるはずです。

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