読書をすると教養が付き、色々な物事が楽しめるようになります。
また、セミリタイアした後は、自ら進んで情報収集をしない限りどんどん世の中から置いていかれてしまいます。
「セミリタイアに向けて何故読書を勧めるのか」
セミリタイアすると、(良くも悪くも)仕事から受けていた刺激がなくなり、下手をすると脳力が衰えてしまうコトが予想されます。
そこで「読書」です。
読書には「読書によって脳力を保つ」という効果と「読書によって教養を得て人生を豊かにする」という効果があります。
「読書によって脳力を保つ」については、そのままですが読書によって刺激を得られることで脳力を向上、保つことができます。
しかし、より重要なのは「読書によって教養を得て人生を豊かにする」コトだと考えています。
「読書によって人生を豊かにする」
多くの本には「取材によって得られた情報」「著者の記憶や経験」「編集者によるアドバイスや添削」などなど色々な情報が長期間かけられて集約、厳選されて載せられています。
読者はその長期間かけて集約、厳選された情報を、「本を読む」という行為だけで手に入れるコトができます。
そうして得られた知識は人生を豊かにしてくれます。
例えば、
・経済に関する知識を得られれば、今までつまらなかった経済ニュースが楽しくなります。
・プロ野球選手の生い立ち等を知るコトができれば、野球観戦が断然楽しくなります。
・観光地の成り立ちや歴史を知ることで、旅行がより楽しくなります。
・ラグビーのルールが理解できれば、今まで以上にラグビーが楽しくなります。
・ウォルトディズニーのディズニーランド構想にかけた思い、情熱を知ることで、ディズニーリゾートはより楽しくなります。
・ここが好きな小説のモデルとなった街だと知ることで、何ともない街が興奮に満ち溢れた街に変わります。
等など、教養があるコトで色々な行為の楽しさが向上します。
自分の行ったことがある観光地がテレビで取り上げられていると、「行った!行った!」と嬉しい気持ちになるのと同じです。
「知っているものを経験する(経験したものを見る)」のは楽しいものです。
「読書とインターネット情報の違い」
ひょしおんぬはインターネットで情報を入手するよりも読書を勧めます。
以前と比べればマシになってきたとはいえ、インターネット上の情報には間違った情報や作り話、今では見直されている古い常識、無駄に不安心理を煽るような記事などが多く見受けられますし、言葉遣いにも間違いや分かりづらい表現が使用されているため、読者の文章力向上にもつながりません。
(このブログにも言えるコトです。しょせん素人が書き上げたものなのでレベルが低くて申し訳ないです)
それはインターネット上の情報は「責任を持たず、気楽に個人で公開できる」からだと考えています。
本を発行した場合、一度世に出た情報は簡単に引き戻すコトはできませんし、著者の情報も(基本的には)オープンにされているので、著者や編集者が細心の注意を払い、時間をかけて精査されたうえで世にでてきます。
一方インターネット上の情報は、匿名での公開が多く、間違っていたとしてもすぐに記事を消してしまうコトもできますので、質より量となってしまいがちです。
これは個人のブログだけではなく、Yah〇〇ニュース等の記事にも同様のコトが言えます。
新聞等と比較するとかなり程度の低い記事が多く見られます。
「インターネット検索の問題点」
ネット上で検索した場合、ある基準に基づいた順で検索結果が表示されます。
そして、ほとんどのユーザは検索上位の記事しか見るコトはないと思います。
その上位にある記事がユーザの為になる内容であれば問題ないのですが、そうはなっていないように思えます。
基本的に「分かりやすい(内容が薄くて詳細を省いた記事)」「読者にとって都合(気持ち)のよい(真実よりも読者の好感・共感を得られる内容)」が上位に表示されていると思われます。
(仕事や趣味で深い情報を調べようと思っても、全然出てこないことがある)
その上位に表示された記事を読んだ読者は「何となく分かった気になって満足出来て終わり」となってしまい、これではまともな教養は身に付きません。
「読書の問題点」
読書にもインターネット検索とは違う問題点があります。
「気軽に手に入らない(買うか借りる必要がある)」や「買った本が分かりづらい、読みづらい(面白くない)」などなどです。
特に、せっかくお金を出して買った本が面白くなかったりすると最悪です。
ある程度の知識や経験があれば面白く読める本も、それが無ければただのつまらない本です。
そして自分にあった本なのかどうかは実際に読んでみるまで分かりません。
端的に書くとインターネットに比べて「手軽でない」というのが弱点です。
(なお有料記事等の多くは(全てではない)無料記事に比べて優良であると言えますので、チャレンジしてみては如何でしょうか)
「図書館のススメ」
その「手軽さ」を一部手助けしてくれる存在が「図書館」です。
図書館であれば、お金をかけなくても本を読むことができますので、本を選ぶ為に時間をかけず本のタイトルや雰囲気だけでとりあえず借りてきて、自分に合う本だけを読めばいいのです。
図書館というと古い本ばかり並んでいる印象をお持ちかもしれませんが、新しい本も結構準備されていますし、「新規購入本のリクエスト」を受け付けている図書館も多くあります。
なお、多くの図書館は子供向けの絵本等も多く取り揃えています。
絵本こそ子供が気に入るかどうかは。何度も読み聞かせてみないと分かりません。
新品で購入したのにも関わらず「読まない」と言われ、お金をドブに捨てるような事態に陥らない為にも図書館を活用しましょう。
せっかくこういった施設が準備されているので利用しない手はありません。
そして教養を身に付け、豊かな人生を送りましょう。
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本ブログのメインテーマとなる記事です。
平凡なサラリーマンがセミリタイアを実現する方法をまとめてあります。
その気にさえなれば誰にでもセミリタイアできることが理解頂けるはずです。
それではまた。