最終更新日:2020/2/15
貯蓄が0円の方であっても「手取り収入の45%で生活」し「残りを全て世界分散投資」すれば10年でセミリタイアできます。
もちろん「机上の計算」であるため、現実に合わせて修正する必要はありますが、その気にさえなればアーリーリタイアできる理由を記事にしたいと思います。
<目次>
セミリタイア(アーリーリタイア)を収入・貯蓄に関係なく10年で実現する方法
以下条件で計算をし「10年でアーリーリタイア可能」としています。
・30歳時点で資産額0円の人を対象とする。
・手取り収入の45%を使用。残り55%を投資する(収入の額は関係ありません)
・投資は世界分散投資とし、期待リターンを5%とする。
・65歳から年金収入があることとする。
上記の場合、資産の推移は以下グラフの通りとなります。
※グラフでは仮に「手取り年収400万円」を想定していますが、年収が違っても資産額が違うだけでグラフの傾きは同じ(38年後も資産が残っている)です。
上記グラフの通り、30歳~40歳の10年間でおよそ3000万円を貯蓄し引退すると、65歳時点で約650万円の資産を残した状態で年金生活を開始できます。
手取りの45%で生活できるのか
まずこの計画を実行するには「手取りの45%で生活する」が必須条件となります。
この条件が満たせるかどうかは当然人によって違いますが「本気を出せば誰にでも実現可能」な計画だと思います。
(現時点で自立できていない人や、極端な低収入(年収100万円以下)は除きます)
ただし、
「23区から出たくない」
「美味しいご飯を食べたい」
「旅行に行きたい」
などなど、「お金を使いたい要求」があるのであれば、実現は容易ではないかもしれませんが(もう一度書きます)「本気を出せば誰にでも実現可能」です。
実際に5万円/月で生活しているような人を知っています。
その気になれば実現可能な生活です。
現実的にアーリーリタイア可能か
次に、冒頭で書いた通りこの計画は「机上の計算」であるためこの通り行く保証はありません。
主な懸念点としては
「世界分散投資で5%の利益が得られるのか」
「65歳から年金がもらえるのか」
等などが考えられます。
当然これは誰も保証してくれません。
よって、状況に応じて「就労期間を延ばす」「リタイア後にバイトする」「生活費を削る」等々が必要となってくる可能性はあります。
(ちなみに「75歳まで年金がもらえない」となった場合は、就労期間を11年に延ばすだけで解決できます)
しかし、本記事でお伝えしたいのは「現実的な条件(投資成績・年金など)を想定しても10年でアーリーリタイアできる」というコトです。
「そこまで生活費が削れない」という方であっても、15年働けばアーリーリタイアできるかもしれません。
「アーリーリタイア」は決して非現実的なものではないというコトを理解頂きたいと思います。
年金がある程度信頼できることは以下記事でまとめさせて頂いていますので、よろしければご参照ください。
保険として副収入を
と、書いてはきましたが、想定外のコトは起こる可能性は十分ありますので、可能であればアーリーリタイア後も少額でも収入があれば安心です。
(セミリタイアになってしまいますが)
なお、リタイア後に現役時代の5%の収入(グラフの例であれば年20万円の収入)が
あれば、50年間は安泰となります。
現役時代の5%程度であれば、おそらく苦痛とならない収入元を見つけるコトも可能かと思いますし、理想とする「楽しみながら収入を得る」といったコトでも十分に実現可能かと思います。
また、可能であれば現役時代から少額でもいいので副収入を得られるように準備をしておくといいでしょう。
まとめ
今回はアーリーリタイア計画を提示させてもらいました。
アーリーリタイアには異常なパワーは必要なく、その気にさえなれば誰にでも可能です。
ただし、贅沢からは遠ざかる生活となるコトを覚悟する必要はありますので、「自分の人生の中で何が大切か」をしっかりと認識し「アーリーリタイアという選択肢(逃げ道)もある」というコトも覚えておきましょう。
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よろしければ以下の関連する記事もご参照ください。
その気にさえなれば、20代でのセミリタイアも十分に可能です。
セミリタイアをする方法を以下記事でまとめさせてもらいました。
本ブログのメインテーマとなる記事です。
平凡なサラリーマンが40代でセミリタイアを実現する方法をまとめてあります。
その気にさえなれば誰にでもセミリタイアできることが理解頂けるはずです。
それではまた。