最終更新日:2020/3/8
セミリタイアには安くモノを手に入れる手段が欠かせません。
ガソリンを入れる際に、ガソリンの販売価格を気にしていますか?
数円安いガソリンを手にいれるため、少し遠めのガソリンスタンドに寄っていますか?
本記事ではガソリンの価格差が長い目で見たときにどの程度の価格差になるのか考察してみます。
(「ガソリン代」は「ガソリン」「軽油」等に関わらず、燃料費のコトを指しています)
本記事とは反対の目線の「燃費の差によるガソリン代への影響」は以下記事をご参照ください。
<目次>
【検証】給油時のガソリン1円の差が及ぼす影響は
細かい値だと計算が面倒なので、以下を「ベース」として考えます。
・ガソリン代:130円/1リットル
・燃費 :10km/1リットル
・車の寿命 :10年・10万km
・タンク容量:40リットル(で給油する)
その場合車の一生(10年で10万km走るまで)にかかるガソリン代は130万円で、合計250回ガソリンスタンドで給油することになります。
5円安いガソリンの為に往復5分かけた場合
最寄りのガソリンスタンドが最も安くガソリンを販売していれば何の問題もありませんが、少し遠出すれば安いガソリンスタンドがあるケースを想定します。
その「安いガソリンスタンド」を使用すると以下条件となります。
・5円安くガソリンを給油できる(125円/1リットル)
・最寄りガソリンスタンドより、往復5分の時間を要する(信号2個分くらい)
その場合「ベース」と比べて以下の結果となります。
・車の一生にかかるガソリン代:-5万円(合計125万円)
・給油に要する時間 :+21時間(5分 × 250回)
時間をかけて安いガソリンスタンドを使用する価値は?
上記に書いた通り、安いガソリンスタンドを使用することで、21時間をかけて5万円の利益を得るコトができました。
時給換算すると約2,4000円でした。割のいいバイト代くらいですね。
しかし、「なかには1円安いガソリンスタンドへ行く」ために5分かけている人もいます。
その場合は、10年・10万kmで1万円得をします。
時給換算すると480円です。
随分と時間対効果が低くなりました。
しかも「1万円」というと、車購入時の値切り交渉次第でもっと差がつく程度の金額です。
(値引き交渉に21時間かければ1万円以上は安くなるでしょうよ)
よって、「安いガソリンを手に入れるための遠回り」を「バイト」と捉えると、「1リットル当たり2円安いスタンドに、往復5分かけて移動する」が、ギリギリ許容範囲(時給960円)と言えそうです。
まとめ:安いガソリンスタンドを利用するかどうかは必要時間しだい
今回は「ガソリン1円の差が及ぼす影響」をテーマに記事にしましたが、同様のコトはどんな行動にでも言えます。
あなたが今「これはお得な行為だ」と思って行っているコトは、時給に換算するといくらになるのでしょうか?
一度冷静になって考えてみるコトをお勧めします。
ただし、趣味も兼ねている節約(や副収入)は同じように時給換算して比較しないようにしてください。
「楽しみながらお金を稼げる」ことはとても尊いモノですので、大切にしましょう。
(詳しくは以下記事をご参照ください)
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平凡なサラリーマンがセミリタイアを実現する方法をまとめてあります。
その気にさえなれば誰にでもセミリタイアできることが理解頂けるはずです。
それではまた。