一度登録さえしてしまえば、自動的に高速料金が割引される制度「ETCマイレージサービス」をご存じですか？
高速料金の割引制度「ETCマイレージサービス」とは
「ETCマイレージサービス」とは、事前に登録したETCカードでの通行料金支払額に応じてポイントが付与されるサービスで、ポイントは行料金の支払いに使用できます。
なお、ETCマイレージサービスへの登録、年会費は無料で通行料金の１０％前後が還元されます（ひょしおんぬの場合は１０％分きっちり得しています）
登録はインターネットから簡単に実施可能ですが、以下が必要です。
「ETCカード番号・有効期限」
「対象車のナンバー（プレート）」
「ETC車載器管理番号」
※「ETC車載器管理番号」とは、ETC本体か、ETC取り付け時に発行される「ETC車載器セットアップ申込書・証明書」に記載されている１９桁の番号です。
なお、登録時に車両ナンバーやETCのナンバーを登録しますが、登録したETCカードを使えばETCマイレージサービスは使用できます。
（なんで登録させたし…）
利用方法について（ポイントの付与・使い方）
登録したETCカードで通行料金を使用すれば勝手にポイントが貯まります。
ポイントの使用については「自動還元サービス」というものが容易されており、ETCマイレージサービスのサイト上で事前登録しておけば「〇〇ポイント溜まったら次回通行料金支払い時に自動でポイントを使用する」としてくれますので、適宜「ポイント→通行料」への変更手続きは不要です。
NEXCO東／中／西日本は通行料金の１０％がポイントとして還元され、５０００ポイント溜まると自動で５０００円分の通行料金として使用できる状態にできます。
その他高速道路は道路事業者により異なりますが、通行料金の１～２０％のポイントが付与されます。
ポイントの有効期限
取得したポイントの有効期限は「ポイント取得年度の翌年度末まで」です。
（最長で２年間分のポイントが貯まることになります）
よって「２年以内に５万円以上の通行料金を支払う方」は「自動的に通行料金が１０％引きになる（自動還元サービス登録時）」ことになります（NEXCO東／中／西日本では）
逆に「２年以内に５万円以上の通行料金を支払わない方」は「自動還元サービス」だけに頼っていると、ポイントが全て失われてしまいます。
２年以内に５万円以上の通行料金を支払わない方は？
ETCマイレージサービスのサイトから手動で「ポイント→通行料」への変更が可能ですので、適宜変更してください。
なお以下の通り低ポイントで換算する場合は、還元率が悪くなります。
・１０００ポイント → ５００円分の通行料
・３０００ポイント → ２５００円分の通行料
・５０００ポイント → ５０００円分の通行料（自動還元サービスと同還元率）
最後に
「（有名とは言えない）ETCマイレージサービス」を使用することで１０％近くの通行料金を節約することが可能です。
しかも、いったん登録することでほぼ自動で割引が適用されるという便利なサービスです。
高速道路を使用する頻度が高い方は忘れずに登録するようにしましょう。
（おそらく）元々はETCの普及に向けたサービスだと思いますので、いつかは消えてしまう運命にあるのかもしれませんが、生きているうちに利用しましょう（なんだかんだと生き残ると思いますし）
他にも「知らないけど実は便利なサービス」が世の中には色々あると思いますので、アンテナを張り巡らして日々を過ごしましょう。
ひょしおんぬの知っているサービスについては、適宜こちらで公開していく予定です。
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それではまた。
